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松下響の天輪返し

調査報告 : 謝罪すればOKで無断転載をローテーションする偽教授

夜も更けて参りました。こんばんは、松下です。
豆腐メンタル逆切れ事件の第4回がまだですが、予定を変更して別件の速報を掲載いたします。
今回の話題はTogetterにまとめられた事案分析の第4弾となりますが、問題の人が自身や他者の都合の悪い発言を片っ端から消して回るので、こちらでの引用紹介という手段をとることとなりました。ひとまず消された部分だけの掲載となりますが、もし必要になれば本題の部分も掲載する用意があります。

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調査報告 : 豆腐メンタル逆切れ事件(3)

夜も更けて参りました。こんばんは、松下です。豆腐メンタル逆切れ事件の調査報告第3回をお送りいたします。
前回は櫃子さんの「公式絵アイコンの無断転載批判ツイートに指摘を入れたところ返ってきた反応。」が公開されてからその当日を百舌さんがいかにして凌ぎきったかというところで終わりました。今回はその翌日8月3日序盤の動向をお伝えいたします。当初は8月3日の内容を全て掲載する予定でしたが、あまりに長くなりすぎたため8月3日の内容を2、3回に分割することになりました。

※当初誤解により百舌さんを擁護していた方々も現在では大半が状況認識に至っていらっしゃいますので、突撃・叩き・煽りの類はご遠慮ください。
※この調査報告の情報源は出来る限り公平なものとしたいので、もし掲載漏れしている重要な情報がありましたら、どなたでもお持ち寄り下さい。誤りがありましたら、遠慮なくご指摘ください。ご指摘の際にはお手数ですが何がどう間違っているかをご説明ください。

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調査報告 : 豆腐メンタル逆切れ事件(2)

夜も更けて参りました。こんばんは、松下です。豆腐メンタル逆切れ事件の調査報告第2回をお送りいたします。
前回は百舌さんが和紀さんに濡れ衣を着せてフォロワーと一緒に罵っていたのを見かねた櫃子さんが「公式絵アイコンの無断転載批判ツイートに指摘を入れたところ返ってきた反応。」を作って公開したところで終わりました。今回はその続き、公開後の8月2日22時以降の動向をお伝えいたします。
ここから先を読み込んでいくと、百舌さんが隠蔽工作のために意図的に周囲の人を騙している様子が明らかになってきます。

※当初誤解により百舌さんを擁護していた方々も現在では大半が状況認識に至っていらっしゃいますので、突撃・叩き・煽りの類はご遠慮ください。
※この調査報告の情報源は出来る限り公平なものとしたいので、もし掲載漏れしている重要な情報がありましたら、どなたでもお持ち寄り下さい。誤りがありましたら、遠慮なくご指摘ください。ご指摘の際にはお手数ですが何がどう間違っているかをご説明ください。

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調査報告 : 豆腐メンタル逆切れ事件(1)

夜も更けて参りました。こんばんは、松下です。
今回の話題はTogetterにまとめられた事案分析の第3弾なのですが、レビューの枠をはみ出して「調査報告」という新形式になりました。何しろ資料をまとめているうちにログのソースコードだけで1MB近くになって大変読みづらくなってしまいまして、1ページで表示するには長すぎ、分割するとレビュー一覧からの自動リンクがおかしなことになってしまいますので、結局のところレビューとは別の形式となったわけです。取ってつけたような新シリーズとなりますが宜しくお願い致します。
さて、記念すべき調査報告第一弾はいわゆる「豆腐メンタル逆切れ事件」です。大元のまとめ記事のタイトルは「公式絵アイコンの無断転載批判ツイートに指摘を入れたところ返ってきた反応。」なのですが、あまりに長いので勝手に意訳させていただきました。実は当初、私も記事を作る気は無かったのですが、この事案にはまとめを見ただけではわからない幾つかの不明点が残っていることに気付きました。

  • 百舌さんとそのフォロワー数人が編集可能なTogetterまとめに対して主観的かつ断片的で一方的なものだと主張しているが、本当にそうなのか
  • 百舌さんが逆切れした原因は一体何だったのか
  • 百舌さんはフォロワーやクラスタが中傷攻撃を受けたと主張しているが、どの程度の攻撃を受けたのか
  • 百舌さんは死ねと言われたと主張しているが、いつ言われたのか
  • 百舌さんは和解により解決したと主張しているが、本当にそうなのか
  • 百舌さんは本当に反省しているのか
  • 百舌さんと一緒になって和紀さんや櫃子さんを中傷していた百舌さんのフォロワーは問題の真相に気付いているのか、気付いているとして反省しているのか

今回は以上の点に留意して調査報告を進めさせていただきます。

※当初誤解により百舌さんを擁護していた方々も現在では大半が状況認識に至っていらっしゃいますので、突撃・叩き・煽りの類はご遠慮ください。

※発言間の続く・続きリンクの中に記事をまたがっているものが存在するため、それについては次の調査報告記事が公開されるまで動作しません。

基本情報

事案名称豆腐メンタル逆切れ事件
関連資料公式絵アイコンの無断転載批判ツイートに指摘を入れたところ返ってきた反応。
mozu0504さんの場外乱闘
登場人物
@mozu0504 :百舌
@kzk613 :和紀
@_h1tk0 :櫃子
@you_know_misawa :ゆのみ☆さわ子(☆の中にF)
@towatotowato :トワット
@lpggass :lpggass
@hibiki2s :松下 響
@dekitateebi :できたてあつあつエビカツバーガー
@tukuyomizakura :半裸11会長夜霞
@scorpio_1027 :蒼月
@isaxxk :kaisaki
@rie0mu :むー@8月中はミスディレ
@cieloala :湊夜
@sinputom :須賀美晴@夏休みで厨二病(^p^))))
@kzk613 :和紀
@haku705 :ハク@横澤乙女
@mosunarumosu :なる
@69_sssho :しょお
@ksxxx54 :瑠依@浩史3thシングル全裸待機!!
@ruri_tks :瑠璃★規制されちゃった
@abs_mt215 :冬華@木手さん好き❤
@mmkiki11 :えだまめ@浩史3rdシングル全裸待機
@Cyla_ofune :采羅
@h1y0n0 :ひよの
@sia0ais :しあ
@ihaveadesire :ツヅキ
@KotaniYuto :悠鳥(ユウト)
@HaR_04 :ほもくんぺろぺろbot@はる
@minatohib1122 :オヤコロ☆湊
@karaagegohann :からあげ
@pipipistar :ぴヲすけ@パッションカラーマンズ
@swiccco :このユーザーは存在しません
@Giorno13 :ユウコですよ
@poponyonyonyo :ぽぽ
@623p :お れは どうてい です
@ggsja4 :杉本
@ortanche13 :ベニ夫
@godnanoha :なの@受験勉強のためin率激減
@Kageaki_mnt_ :湊斗景明@情弱
@kohaku0302 :結月こはく@いろいろ爆発
@horiln :
@kernel_sugar3 :しゅがー!@佐天使
@kircat :帝光青黒に涙する希羅(きら)
@Piris_2731 :ぱすこ@真山光(16)ゲロリスト
@ope348 :348
@26nayu :奈侑@都内
@mogmog_mgr :帰宅厨
@yuuki_nico25 :憂稀
@o8amie8i :亜美
@KR_kaze :桐風
@quirk00 :<聖天使暦ちゃんなのだよ
@nyancos0v0 :ゆう
@imutatumi :高尾ウム←@忌汰罪@メカクシ団
@nicowan22 :ちろ@土曜日K‐54b紫氷
@utusemi168 :HALL-ハル-
@kurousagi73 :黒兎
@shihou_reia :れいあ@白蓮様信仰
@ABA51241 :雨宮悠希
@tooru723 :とおる
@syuka_bell :ベル
@azuri0728 :あずり@ショタコン
@akina273 :紫原あきな@駄目人間
@kagachi_momo :輝弛@マジメに作業したいです
@syin48 :水禍狂
@ohajikihko :おはじき
@tunamayozigoku :カルメ飴
@nsigkyhm5 :ずi
@ka_tu_poooon :かつぽ
@horohorot3 :ほろほろ
@musa007shi :ムサ
@i_tino_ :斎川
@nijikaka :真・三國無双6 Empires待機中
@__WaR18____ :生もやし
@samidare197 :七草初芽
@sanko_kouduki :上月
@yuri_nya2 :ゆりにゃあ@SSF/ETA福岡
@bucha0601 :ユキノ*(=・∞・=)にゅ?にゅ?
@stse_17 :カードキャプターさとう
@takuan5 :沢庵はあと4キロ痩せねばなりません。
@ccc8k :ナギ
@yukanamodoki :ポン酢が美味しい夏がやってきた。
@sikiiiiiiiiiiii :シキ@しきお
@huguriman :いちごみるくちゃん
@yutoriseizinn :ありゅりゅ
@chiwawanko06 :yu-tyann@手紙少女with受験生
@cara_GPyuzuki :きちでれMr.ユズキヘッド
@aomake :蒼ちゅん@お化粧実況垢
@ta__ka :たか@夏コミ2日目(土)西あ67a
@pineapple21729 :パイナップル@絵師になります!!
@bec0n6 :しおこ
@chiharun4113 :ちはるんるん
@den2_mai2 :かたつむり
@KUJINO :くむら
@niboshoot :にぼし
@senzaluna :Rain-a
@_MiYu330_ :全力でじまちゃんをお祝いする海優
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無断転載などの不正利用行為と二次創作の違い

夜も更けて参りました。こんばんは、松下です。
近頃何故か「二次創作は元々泥棒なんだから盗まれても文句を言うな」などという珍妙な意見が横行している[1] ようですので、それについて私なりの見解[2]を述べてみたいと思います。
説明を厳密にすると分かりにくくなるため大雑把な部分もありますが、内容について明らかな誤りがありましたら、ご指摘をお願いします。

更新履歴

  • 2015/05/21 : 末尾に関連記事を追加しました。
  • 2014/01/16 : 冒頭に著作権侵害の成立要件を追加し、依拠性と類似性について記述の修正を行いました。目次と更新履歴を追加しました。
  • 2014/01/07 : 内容を大幅改訂しました。
  • 2012/08/02 : 記事を公開しました。
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  1. 参考:アイコンを無断転載して居直り強盗モードに突入する人たち コメント欄「無断転載」と「二次創作」の混同。冬コミ新刊を無慈悲な輩に無断うpされた同人作家さん、割れサイトのDL数が販売部数の10倍近いという実情に絶望する []
  2. あくまで個人の見解ですので、全ての場合に必ずしも正解であるとは限りません。 []
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レビュー : トレパク発見紅衛兵との7月戦役

夜も更けて参りました。こんばんは、松下です。
今回のレビュー対象は元商業作家・米田淳一氏の手によるフィクションドキュメンタリー「トレパク発見紅衛兵との7月戦役」です。
この作品は盗作で自らの作家生命を終わらせた元商業作家さんの歪んだ感情がそこかしこに噴出していて大変興味深いのですが、残念ながら事実と照合するとあまりにも的外れと言える内容で、そのまま紹介するのは憚られます。当該案件についてはカーテンコールさん版の「米田淳一先生による、ネット上のパクリ論争に対する見解」という別バージョンがあり、こちらの方がはるかに事実に即しているのですが、元商業作家の米田さんの主張があまりに常識外のため、重要部分以外を省いたダイジェスト版になっています。
というわけで、この記事では両作の本文に掲載されていない関連情報を盛り込んで全体を見て行くことにします。また、単純にツイートを集めただけでは元商業作家の米田さんのツッコミ待ち発言があまりに多すぎてすっきりしませんので、なるべく随時突っ込みを入れて行きます。

基本情報

  • トレパク発見紅衛兵との7月戦役
作品概要
作品名トレパク発見紅衛兵との7月戦役
著作米田淳一
作品形式文芸、web
流通形態個人無料公開
出演
@1_o_4 :#104
@YONEDEN :米田淳一
@tumamihanao :つまみはなお
@towatotowato :トワット
@Mr_Incite :せんどうきゅん
@hibiki2s :松下 響
@curtain_call1 :カーテンコール♪
@korumono :汀こるもの@関西♪
@reknuleps :重荷 呂無線(おもに ROMせん)
@neora30 :ねおらーP
@nama_kemo :生ケモノinオオムラ・インダストリ
@hk_Portfolio :エイチケイ。
@Fav__nine :Fav__nine
@iwashi_revive :甲本あきら 3.1
@dozre :怒頭流
@higa_idsuru :イヅル
@1000cage :千景
@zsu234 :エナジー
@otukai :おつかい@通販開始
@reima :れいま/はるかぜの化学♪
@pudding_mouse :pudding_mouse
@kanatachang :Puhaちゃん
@ChieTheEroglass :龍々華
@porkofpork :煮豚
@Teyakuno :沢蟹
@white_lie0806 :白い嘘
@sakky_takeda :さっきぃ☆竹田
@lpggass :lpggass
@voruvox :カジュアル・ボルボックス
@neupon08 :魔界の創造神ネーポン最大往生村
@alpharalpha_jj :ぢぇいぢぇい(^JJ^)
@BD_oni :BD @3日目G55aお手伝い
@anamudi_inaba :アナムジー因幡
@IRAGA_Byakuren :聖キチ蓮 #東山翔は天才
@kpttnve :こんぺいとう
@sashiba3318 :
@r_tatata :多田 夕(おおた ゆう)
@salonweb1 :某S
初出2012年7月23日
対象年齢全年齢対象

更新履歴

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多倍長浮動小数演算ライブラリ SLiMPNC4J

夜も更けて参りました。こんばんは、松下です。本日は続けて拙作の多倍長浮動小数演算ライブラリ、SLiMPNC(スリムピンク)4J = the Simple Library of Multiple-Precision Number Calculation for Javascript を紹介します。
まず多倍長演算ライブラリとは何かと申しますと、通常JavaScriptで使用できる数字はせいぜい15桁(=252)なのですが、これを何とかして何桁でも計算できるようにするライブラリのことです。「何とかして」というのは具体的にどうするのかと言いますと、SLiMPNC(スリムピンク)4Jでは計算を筆算アルゴリズムまで分解して1桁ずつ処理しています。
JavaScriptの仕様上の限界である15桁と言えば100兆くらいですので、通常は全く問題が無いのですが、確率計算を行う場合には0.999999999999999999992230000などといった計算になることがあり、これを15桁で切ってしまうと130000となるので計算の意味がありません。つまりCTraPS(シートラップス)を作るための下準備としてこれを作ったわけです。
多倍長演算は日常的には必要が無いとは言えいくらかの需要があるはずで、実際に検索してみると色々とライブラリが出てくるわけです。しかしどのライブラリの説明を見てもとっつきづらく、使い方もダウンロード先も良く分からないので結局自分で作ってみることになりました。
つまり、このSLiMPNC(スリムピンク)4Jは機能が単純で分かりやすいライブラリというコンセプトで作っています。逆に言えば機能が充実しているとは言えず、四則演算と累乗(指数が整数の場合のみ)までしか対応していません。計算速度もそれほど考慮しておりませんので、速度面では他と比べるだけ無駄だと思います。

ところで実はPHPなら標準でその多倍長演算機能がついているのですが、PHPはサーバーサイドスクリプトですので、入力された数によってはサーバー負荷が恐ろしいことになります。そのため、今回は実用上の安全性を考慮してユーザー側のPC上で計算を行うJavaScriptのライブラリを用意しました。累乗の基数と指数の設定によっては過負荷でブラウザがフリーズすることがありますが、予めご容赦ください。

なお、JavaScriptやアルゴリズムの勉強を碌にせずに必要なところだけ調べながら作ってますので、構造や文法が拙いのはそのあたりが原因です。

サンプルスクリプト

計算精度 浮動小数何桁の精度で計算するかを設定します。
計算負荷を考慮すると、多くて100桁程度でとどめるのが無難です。
表示有効桁数 結果表示を有効数字何桁で表示するかを設定します。
最終表示桁数 計算結果に表示する数字の桁(※小数点含む文字数)の限界を設定します。
この桁を超えた場合にはm×10n形式で表示します。

ダウンロード

使い方

MPadd(parameter0:String, parameter1:String, essentialfigure:int or '')

多倍長加算関数です。
parameter0 + parameter1の結果をString形式で返します。
parameter0及びparameter1はString形式で入力する必要があります。
essentialfigureで有効数字の桁数を指定できます。指定が無い場合は全桁を返します。

使用例 : answer = MPadd('9999999999999999.9', '888888888888888.888888');

MPsub(parameter0:String, parameter1:String, essentialfigure:int or '')

多倍長減算関数です。
parameter0 – parameter1の結果をString形式で返します。
parameter0及びparameter1はString形式で入力する必要があります。
essentialfigureで有効数字の桁数を指定できます。指定が無い場合は全桁を返します。

使用例 : answer = MPsub('9999999999999999.9', '888888888888888.888888');

MPmul(parameter0:String, parameter1:String, essentialfigure:int or '')

多倍長乗算関数です。
parameter0 x parameter1の結果をString形式で返します。
parameter0及びparameter1はString形式で入力する必要があります。
essentialfigureで有効数字の桁数を指定できます。指定が無い場合は全桁を返します。

使用例 : answer = MPmul('9999999999999999.9', '888888888888888.888888', 30);

MPdiv(parameter0:String, parameter1:String, essentialfigure:int or '')

多倍長除算関数です。
parameter0 x parameter1の結果をString形式で返します。
parameter0及びparameter1はString形式で入力する必要があります。
essentialfigureで有効数字の桁数を指定できます。指定が無い場合は15桁で丸めて返します。

使用例 : answer = MPdiv('9999999999999999.9', '888888888888888.888888', 30);

MPpow(parameter:String, power:String, essentialfigure:int or '')

多倍長累乗関数です。
parameterpowerの結果をString形式で返します。
parameter及びpowerはString形式で入力する必要があります。
指数は整数にしか対応していませんので、小数で入力しても自動的に切り捨てます。
parameter100=(parameter10)10などと自動的に分解して計算するため、parameterの桁が少ない場合はある程度高速に動きますが、parameterが数万桁に及ぶ場合はその桁の処理が膨大なため過負荷に陥るという難点があります。保持データを現状の全桁文字列から浮動小数点オブジェクトに改めることで改善できそうですが、全部の関数を書き直す必要があるため今のところ対応していません。
essentialfigureで有効数字の桁数を指定できます。指定が無い場合は15桁で丸めて返します。

使用例 : answer = MPpow('0.999999999999999999999999', '300000', 30);

MPesrnd(parameter:String, essentialfigure:int)

多倍長有効数字丸め関数です。
parameterを有効数字essentialfigure桁で丸めてString形式で返します。丸め演算は四捨五入です。
丸め専用の関数なのでessentialfigureの入力は必須です。

使用例 : answer = MPpow('0.999999999999999999999999', '300000', 30);

MPabscomp_simple(parameter0:String, parameter1:String)

多倍長正整数文字列の絶対値を比較する関数です。
parameter0とparameter1を比較して、paramter0が大きければ0を、parameter1が大きければ1をint形式で返します。
多倍長除算の補助関数ですので、計算負荷を軽減するため小数や負の数には対応していません。

使用例 : answer = MPabscomp_simple('32248', '32837');

getInt(searchid:String)

HTMLページのDOMツリーからint形式で内容を取得する関数です。
id=searchidとなる要素のvalueの内容を取得します。inputタグなどから取得するのを想定しています。
返り値がint形式のため、15桁を超える数には対応できません

使用例 : parameter[0] = getInt('form_input0');

getIntString(searchid:String)

HTMLページのDOMツリーからString形式で内容を取得する関数です。
id=searchidとなる要素のvalueの内容を取得します。inputタグなどから取得するのを想定しています。
String形式のため、取得できる桁数の制限はありません。
返り値がStringの内容が小数である場合、自動的に小数点以下を削って整数化します。

使用例 : parameter[0] = getIntString('form_input0');

getFloat(searchid:String)

HTMLページのDOMツリーからfloat形式で内容を取得する関数です。
id=searchidとなる要素のvalueの内容を取得します。inputタグなどから取得するのを想定しています。
返り値がfloat形式のため、15桁を超える数には対応できません

使用例 : parameter[0] = getFloat('form_input0');

getFloatString(searchid:String)

HTMLページのDOMツリーからString形式で内容を取得する関数です。
id=searchidとなる要素のvalueの内容を取得します。inputタグなどから取得するのを想定しています。
返り値がString形式のため、取得できる桁数の制限はありません。

使用例 : parameter[0] = getFloatString('form_input0');

correctNumberString(text:String)

textの中身を数字として整理整頓する関数です。
数字、負号、小数点以外全ての文字を削除し、半角に統一します。また、小数の末尾についた0を削除します。
返り値はString形式になります。
主にユーザーが入力しうる全角・半角混じりの文字列を正規化するために使用します。ユーザー入力変数を演算関数に入れる前に一旦この関数に突っ込んで整理しておくと比較的安全に動作します。上記getInt~getFloatStringは全て自動的にcorrectNumberStringを実行するため、再度この関数を実行する必要はありません。
先頭以外の負号や2つ目以降の小数点といったイレギュラーには未対応です。

使用例 : parameter = correctNumberString('-389.2658024846425000');

MPparseint(parameter:String)

String型数字parameterを整数化する関数です。
単純に小数点以下を切り捨てて整数化したものをString型で返します。

使用例 : parameter = MPparseint('-344.73');

MPshortstyle(parameter:String, essentialfigure:int or '', xstyle:String or '', powstyle_start:String or '', powstyle_end:String or '')

String型数字parameterをm×10nスタイルに成型する関数です。
初期値ではm×10<sup>n</sup>になりますが、'×'をxstyle、'<sup>'をpowstyle_start、'</sup>'をpowstyle_endで置き換えることが出来ます。
返り値はString形式になります。
essentialfigureで有効桁数を指定できます。指定しない場合は15桁で丸められます。

使用例 : parameter = MPshortstyle('-0.0000007776338002739722');

fit_digit(parameter:String, displaydigit:int, digitlimit:int)

String型数字parameterを桁数に応じてm×10nスタイルに成型する関数です。
有効桁数をdisplaydigit、有効桁前後の0や小数点を合わせた文字数の限界をdisplaydigitで指定します。
処理としては最初にdisplaydigitの桁数で丸め、その結果String型数字の文字数がdigitlimitを超える場合にm×10nスタイルに成型します。
要するにページ上の限られたスペースに収まるように数字を成型します。

使用例 : result = fit_digit('34588370000000000000000000000000000');

カテゴリー: web制作 | タグ: , | 4件のコメント

トレパク疑惑確度計算ツール CTraPS

夜も更けて参りました。こんばんは、松下です。今回は拙作の計算ツール、CTraPS(シートラップス) = the Calculator of Trace Plagiarism Suspicion を紹介します。
要するにこれは何かと申しますと、トレパク疑惑案件で疑惑の絵が元の絵に対して「全くの偶然で似る確率」とその逆の「疑惑確度」(=偶然ではない確率)をはじき出す計算ツールです。実際に計算した一例はレビュー : 彼氏がトレパク疑惑の彼女を庇うために大暴れシリーズ > トレスの疑惑確定は実際どの程度?に掲載しています。

演算設定

計算精度 浮動小数何桁の精度で計算するかを設定します。
計算負荷を考慮すると、多くて100桁程度でとどめるのが無難です。
表示有効桁数 結果表示を有効数字何桁で表示するかを設定します。
最終表示桁数 計算結果に表示する数字の桁(※小数点含む文字数)の限界を設定します。
この桁を超えた場合にはm×10n形式で表示します。
途中の計算精度には影響しません。

モチーフ・構図条件

項目名 発生率 計算結果
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発生率の記入方法は「構図とモチーフが被る可能性はどの程度か」をご参照ください。
項目名はメモ用ですので、記入しなくても構いません。
数字が空欄または0となる場合、計算上無視されます。
記入が終わったら下の計算実行ボタンを押してください。

デザイン条件

項目名 発生率 計算結果
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発生率の記入方法は「キャラの造形が丸かぶりする可能性は」をご参照ください。
項目名はメモ用ですので、記入しなくても構いません。
数字が空欄または0となる場合、計算上無視されます。
記入が終わったら下の計算実行ボタンを押してください。

シーン条件

項目名 発生率 計算結果
/
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/
/
/
/
/

発生率の記入方法は「シーン設定が全て丸かぶりする可能性は」をご参照ください。
項目名はメモ用ですので、記入しなくても構いません。
数字が空欄または0となる場合、計算上無視されます。
記入が終わったら下の計算実行ボタンを押してください。

誤差条件

描線が一致する確率 /

全く同一のものを全く同じシーン設定で描こうとした場合に手描きの線が一致する確率を設定します。
ただし、一致しないことによってデザインやシーン設定のズレを逆に補正してしまう可能性も若干ありますので、あまり低く設定しない方が良いかもしれません。
発生率の記入方法は「手描きであるための誤差を考慮する」をご参照ください。

以上の偶然が同時に発生する確率

下の計算実行ボタンを押すと、「特定の絵に対してもう1枚の絵を無作為に選んだ場合に上記全ての条件を満たした類似が偶然発生する確率」を算出します。

照合枚数を考慮した最終的偶発率と疑惑確度

照合人数
1人あたりの平均描画枚数

実際のケースを考える場合、比較対象を1枚だけ選んだ結果の一致ではなく、多数の絵と見比べた結果似ているものを発見したという状況となります。
つまりここでは、「問題の絵を他人の多数の絵と比較した場合に1枚以上の類似物が発見できる確率」を算出します。
そしてそれを100%から引くと「これだけの枚数の中から探しても類似物が発見できない確率」=「疑惑確度」となります。
数字の記入例は「結局何%確定なのか」をご参照ください。

累乗の計算になりますので、演算負荷が高く、入力数値によってはブラウザがフリーズする可能性があります。演算自体はある程度高速化していますが、累乗によって桁が増える結果になる場合は特に負荷が高くなります。
例1 : 0.99999999999の1兆乗は0.0000453999252292701(※1秒程度で終了します)
例2 : 0.1の1兆乗は0.0000000000000000000000000000000000000000000…….(※桁関連処理の負荷が非常に高く、当分終わりません)
計算式は1-(1-類似発生確率)検証枚数となるため、つまりm=「偶然が同時に発生する確率」が小さいほど累乗のベースとなる数が1に近づき、計算負荷は軽くなります。
実際の負荷については、本計算の前に一旦「人数10、枚数1」程度の小さい数を入力して試してみると良いかもしれません。
記入が終わったら下の計算実行ボタンを押してください。

注意事項

演算負荷を減らすため、部分ごとの[計算実行]ボタンでは他の部分の再計算をしない仕様になっています。基本的に上から順に入力・演算を行ってください。
また、全てを一括計算するには最後の[全計算実行]ボタンを押してください。

CTraPS(シートラップス)は一般的確率論に基づいて計算を行いますが、その条件の設定方法については多数考えられる方法のうちの一つに過ぎません。条件設定方法や結果に不自然な点がある場合、ご指摘いただければ可能な範囲で対処します。
計算条件の入力には両者の絵を重ねた疑惑検証画像が必要になります。これが無いと入力された数字の根拠が無いということになりますので、少なくとも他者に結果を提示する場合には条件入力前に必ず用意して下さい。
なお、CTraPS(シートラップス)は計算上多くの桁数を必要とするため、自前のSLiMPNC(スリムピンク)4J多倍長演算ライブラリを使用しています。

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レビュー : 彼氏がトレパク疑惑の彼女を庇うために大暴れシリーズ

夜も更けて参りました。こんばんは、松下です。今回はまた趣向を変えまして、Twitter~Togetter界隈で賑わっている「彼氏がトレパク疑惑の彼女を庇うために大暴れ」シリーズについてレビューをしてみようと思います。
このシリーズは場外乱闘という名のショウタイムで話題のボリュームが膨れ上がってしまって複数のTogetter記事にまたがっておりますが、大まかに時系列順に並べると、以下のようになります。

発言の一つ一つは些細な分量ですが、これだけ集まると読むのにえらい時間がかかります。依然問題そのものは解決していませんが推移がそろそろ落ち着いてきましたので、この記事ではまとめのまとめという形で問題を整理していきたいと思います。ただし一部の登場人物が一般的な考え方を大きく逸脱した行動原理を持っているため、これを解読するためにレビューにはある程度主観的推察を加えていますし、そもそも原文の珍発言の数々が見ものですので、やはりまとめ本文もご覧になった方が良いかもしれません。

基本情報

  • 彼氏がトレパク疑惑の彼女を庇うために大暴れシリーズ
作品概要
作品名彼氏がトレパク疑惑の彼女を庇うために大暴れシリーズ
著作KOHxxx(こう)
作品形式文芸、web
流通形態無料公開
出演
KOHxxx :こう
bunbuning :ぶんぶんいんぐ
Yukapoyoon :癒兎華(ゆうか)
curtain_call1 :カーテンコール
nabe15chis :いちごなべ
headgear003(headgear003_02) :ぎあ
kanon2221(_kanon2221) :かのん
sonia_statice :ソーニャ
usagisau0 :うさぎさう
tikubigani :千反田える
ruedrainbow :真っ白
ygygyu_gu :ゆぐ
初出2012年6月29日
対象年齢全年齢対象

あらすじ

ある女の子が自分で描いた絵と酷似した絵を発見し、その疑問を解消するため描いた人に問い合わせました。
しかし疑惑をかけられた側はむしろ被害者ぶって彼氏と一緒になって女の子を威嚇し、泣き寝入りさせてしまいました。
その後になって女の子の知り合いから確実な証拠や推移をまとめたTogetter記事が発表されると、疑惑の二人は女の子を一層脅してTwitterアカウント消滅に追い込み、あまつさえ女の子に協力した人たちにまで罵詈雑言を浴びせ始めました。
そうした様子がまた第三者にTogetterにまとめられて注目を浴び、すっかり晒しあげられていることに気付いた彼氏は慣れない低姿勢で火消しにいそしみましたが、結局非を認めずに言い訳ばかりするので、火は燃え拡がるばかりです。

問題の推移と因果関係(※推測含む)

接触 – 【トレス疑惑】指まで一致してるのにトレス否定【終了】より

高校一年生の女の子、KOHxxx(こう)さんが自身の描いた絵と酷似した絵を検索で発見し、それらを重ねた画像をつけてTwitterで疑問を呈します。あくまで疑問であって、トレスだと騒いでいたわけではありません。
そのわずか4分後にkanon2221(かのん)さんから反応があり、何とTwitterでわずか2歩のところにその疑惑画像を描いた人がいることが判明します。
疑惑の絵を描いた人はnabe15chis(いちごなべ)さん、描かれた絵をTwitterアイコンとして使っていたのがその彼氏のheadgear003(ぎあ)さんです。nabe15chisさんの年齢は知りませんが、headgear003さんは既に成人していると自称しています。
kanon2221さんは親切にも「ぎあさんのアイコンがトレスだっていまめっちゃ拡散されてる」と言って取り次いでくれました。KOHxxxさんは最初の発言でトレスだとは一言も言っていないのでファースト・コンタクトの時点で既に事実と食い違っています。その後のkanon2221さんのコメントも事実の恣意的捻じ曲げっぷりが相当オモシロいのですが、本筋には関わりませんので敢えて流して次に行きます。興味がある人は自分で探してみましょう。

当事者(+疑惑側彼氏)による検証と主張 – 【トレス疑惑】指まで一致してるのにトレス否定【終了】より

こうして原作者のKOHxxxさん、トレス疑惑のnabe15chisさん、更にその絵を使用している彼氏のheadgear003さんが巡り会ってしまいました。
しかしこの時点でKOHxxxさんは大きなミスをしていました。問題にしていた画像は自らのものをweb上で公開した覚えがなく、出回っていたかどうかが定かではないので、トレスの確証を得ていたわけではないのです。
両者間でまず画像作成の日付を確認すると、問いかけた側のKOHxxxさんの方が早く画像を作っていたことが判明します。 しかしこれに対してheadgear003さんは「彼女が僕をイラスト化してくれるって事でこの絵を描いてくれたので、トレスだとは思えない」と反論します。反論したつもりかもしれませんが、かえって「彼女が彼氏の似顔絵を描いたのにどういうわけかTwitterのご近所さんの絵に酷似した」という強烈な謎が生まれてしまいました。言い替えると、「夫婦の間に子供が生まれたはずなのに旦那に全然似てなくてご近所さんにそっくりなのは何でだろうね?」くらいの単純かつ致命的な問題です。
また同時に「描いてる作業風景をスカイプ越しに下書き段階から見てました」と主張していますが、特に証拠能力の無いただの主張であって、仮に本当に見ていたとしてもSkype越しなら幾らでも誤魔化しようがあります。
以後登場する有力な証拠と併せて「トレス疑惑は黒」という前提でこの後の話を進めます。

最後から見ると結論は間違いなく黒なのですが、この時のKOHxxxさんは確たる証拠を用意していなかったためにちょっと主張が弱腰かつ怪しくなってしまいます。
そして証拠が無いと見るや疑惑側の二人は疑惑を強硬に否定し、威嚇し、あまつさえ被害者面までし始めました。暴走伝説の開幕です。
結局KOHxxxさんは強気の二人に押し切られて「双方今後該当する絵を使わない」という条件で疑惑を放置したまま引きさがる羽目になってしまいました。

ごめんねの一言が出てこなかった理由を考える

大変残念な結果になってしまいましたが、冷静に考えると本件は商業がらみの案件ではないので、たとえ証拠がなくても疑惑をかけられた側が「ごめんね、実は下描きからトレスしちゃった」と一言謝ればそれで終わるはずだった問題です。にも拘わらず、二人が「原作者が決定的な証拠を持っていない」という一点を頼りに威嚇して撤退に追い込んだ理由は一体何か。
まず彼女のnabe15chisさんですが、疑惑が真実であれば「他人の絵をトレスしたものを彼氏の似顔絵だと言い張って当のheadgear003さんにプレゼントする」というすさまじい舐めプレイをやらかしています。ばれたら今後の二人の信頼関係にひびが入ると思い、事実を認められなかったのでしょう。
彼氏であるheadgear003さんが彼女からトレス有無の事実を聞いているかどうかは定かではありませんが、あまりに自信満々すぎる態度を見るに、恐らく直接聞いてはいないのでしょう。普通の人間なら「自分の似顔絵が自分に全然似てなくてTwitterのご近所さんの絵にそっくり」という時点で気付くものですが、やはりその後の知性が欠落した行動の数々から鑑みるに、残念ながらその天文学的確率の低さを単純に理解し得なかったのではないかと思われます。また彼からしても「彼女から貰った似顔絵が実は自分の似顔絵じゃない」という事実を認めるのは彼女に最悪の舐めプレイをされていた現実を直視するということで、二人の信頼関係に問題が生じますし、プライドが許さないでしょう。どちらにしろ、現実を見ずに全てを他人のせいにして当たり散らしていた可能性が高いです。

結局のところ、この二人の「保身のために全て他人のせいにして片づける」という独善的解決方針のしわ寄せが不幸にもKOHxxxさんに降りかかってしまったということになります。
数あるトレパク問題の中でも本件は「当事者と関係者だけに任せておいたら加害者が被害者面しながら本当の被害者を脅して泣き寝入りさせた」という実にいたたまれない一例となっています。

ROUND 1 野生の本能で喧嘩を売る – 彼氏がトレパク疑惑の彼女を庇うため未成年女子相手に大暴れより

なんやかんやで原作者を泣き寝入りさせ、疑惑の二人は勝ったつもりでいたところでしょうか。しかしここにきてKOHxxxさん側のbunbuning(ぶんぶんいんぐ)さんから、以前KOHxxxさんがtwitpicに上げたまますっかり忘れていた下描きという有力な証拠が出てきます。これはwebに公開していなかった清書画像と違って誰にでも見られるように公開されていましたし、重ねてみると線の一致率も更に高いです。
KOHxxxさんにこの情報を伝えた正確な時刻の情報は残っていませんが、伝えたと表明したのは6/29 22:39です。KOHxxxさん自身がこれを証拠として直接つきつけた様子はありませんが、第1期【トレス疑惑】指まで一致してるのにトレス否定【終了】でもこの時刻付近からKOHxxxさんの発言がやや強気に転じ、相手側も対抗して発言の被害者アピールが濃くなっていきます。
この証拠に対して二人はどうしたかというと、原作者と和解した(実際には「泣き寝入りさせた」)という後の言葉とは裏腹に、不満タラタラのご様子で罵倒を始め、喧嘩をちらつかせます。その際の一般常識ではまずあり得ない加害者発の恥ずかしい罵倒発言の数々彼氏がトレパク疑惑の彼女を庇うため未成年女子相手に大暴れに華麗にまとめられていますので、是非ご覧ください。
さて、彼らは一体何が不満なのか、何に怒っているのか。常識で測りうる一般的な怒りとは全く違った屈折した感情のようですが、この時彼らはある種の追い詰められた状態にあったのではないかと考えられます。だって、決定的証拠がないのをいいことにあれだけ被害者面して威嚇しておいて、今更「実はトレスしてました」とか言い出せないわけですよ。ここで最初に比べてごめんなさいできるハードルが一段上がっています。
つまりこの段階に至って、「勝ったと思ったら追い詰められていた」という不思議な状況に対して「碌な証拠がないと思ってはぐらかしてたのに今頃出してきやがった、卑怯な奴だ」というすこぶる身勝手な怒りが湧いていたのではないかと思われます。和解したから無罪勝利の筈(と思っているだけで実際には和解もしてないし無罪でもないわけですが)、でも追い詰められている。納得がいかない。俺たちは悪くない。負けるはずがない。相手が卑怯なだけだ。きっと相手が幼稚なんだ。直接ぶったたいてやればわかるはずだ。
どちらが卑怯で幼稚かはさておき、追い詰められて彼らの野性の攻撃本能は益々ヒートアップしていきます。そして彼らがありえない罵倒を続けたせいでKOHxxxさんはTwitterアカウントを消してどこかへ行ってしまいました。普通に考えればあまりに常軌を逸した野獣達をそれ以上相手にしたくなかったのだと察することが出来ると思いますが、もっと罵倒すれば問題が片付くに違いないと信じ切っていた彼らにはそれを理解することが出来なかったのか、或いは単に一時の勝利に酔っていたのか、「さんざん騒ぎ立てといて元凶が垢消して逃げるとかどゆことなのー」などと本人がいないのをいいことに好き放題罵り倒します。
時系列ではこのあたりで最初の【トレス疑惑】指まで一致してるのにトレス否定【終了】が公開されます。このTogetter記事はKOHxxxさんの知り合いのYukapoyoon(癒兎華(ゆうか))さんが作成したもので、タイトルが出落ちなのはともかく内容は両者の主張とheadgear003さんが言うところの「和解」(=原作者泣き寝入り)に至った経緯がきちんとまとめられています。しかし和解無罪を主張する疑惑の二人にとっては下描きの公開と併せてこの経緯のまとめが非常に目障りです。そりゃあ彼らが幾ら事実を曲げて主張したところで、客観的な証拠を見られたら殆どの人はどっちが悪いか分かってしまいますからね。
原作者であるKOHxxxさんがいなくなって攻撃目標を見失っていた二人は、下描きの存在をKOHxxxさんに伝えたbunbuningさんと経緯をまとめたYukapoyoonさんに攻撃目標を定め、丸一日にわたって執拗に罵倒攻撃を続けます。その様子は実に楽しそうですが、いかんせん肝心の知性が足りなかった模様で、「折角見逃してもらったのに自分で騒ぎを拡大し、精一杯他人を馬鹿にしているつもりで全力で自分の馬鹿を晒す」という常人には到底できないスーパープレイは一見の価値があると言えます。特に

headgear003この文章読み返して自分に惚れ惚れしてる」(2012/07/01 02:12:04)

のあたり、自分で振り返ってもなお自らの恥ずかしさを認識できていないのが分かってしまって、何とも言えない味わい深さがあります。

この天然ミサワ芸があまりに興味深かったためか、彼氏がトレパク疑惑の彼女を庇うため未成年女子相手に大暴れという2つ目のまとめが作られます。また、この時点で問題の下描きと疑惑画像を重ねたトレス検証画像が作成され、冒頭にはっきりとした証拠が提示されるようになります。まとめ記事作成者はcurtain_call1(カーテンコール)さんで、この人はどちらの勢力とも無関係の模様です。
こうして、野生の攻撃本能だけが旺盛で肝心の危機感や警戒能力を持ち合わせていなかった二人は自らの行いによって「トレパクしたのが悪いのに原作者を威嚇して撃退し、あまつさえ周囲にすら噛みついている理解不能な野獣」という印象で急速に注目とヘイトを集めていきます。

ROUND 2 大ブーメラン祭り – 彼氏がトレパク疑惑の彼女を庇うために大暴れ ROUND 2記事本文より

彼女を庇って一人で大勢と戦う俺様ワイルドだろぉ?と当人が思っていたのかどうかは定かではありませんが、headgear003さんが本能の荒ぶるままに周囲に噛みついていたため、興味を持った第三者が彼にアプローチを仕掛けていきます。
その結果、

  • headgear003「相手がどんだけ多人数で権力持ってようが、ふっかけられた喧嘩は買わせてもらうぜ」→ほんの数人に問い詰められただけでブロックの盾を発動
  • headgear003「君たち性格悪いですね^^今度は鍵付きアカウントで悪らしいじゃん(笑)」→結局自分が鍵をかけて閉じこもる
  • 相手が幼稚だと罵りながらイキイキと喧嘩を売る→自分の幼稚さを認めざるを得ない
  • headgear003「本家本元に直接乗り込んでやろうかなぁ^^」→headgear003「現状反省点しか残っていなので、相手方と連絡が取れ次第謝罪しようと思います」
  • headgear003「無実は和解という形で証明されたのでは?」→強引に追求を諦めさせただけのことを和解とは言わないし、疑惑も結局晴れていない

といった数々のブーメランが彼に突き刺さります。

ここでこえ部で理屈を語らせたら最強と謡われるらしいusagisau0(うさぎさう)さんという人が登場します。usagisau0さんはheadgear003さんとのファーストコンタクトで「話ができる人間」という認定を受け、長々と会話することになります。
しかし、アプローチがまとめに掲載された3人のうちusagisau0さんだけはheadgear003さんに接触した目的からして悪い意味で他の人とは毛色が違います。

usagisau0「ちなみに固執する理由ですが、単純です。貴方がまとめて晒しあげられ、更にはRTで拡散される程に香ばしく痛々しい方だったので絡みに来ました。こうさんとの面識も無ければ、正直盗作したかどうかも興味ありません。あまりに滑稽だったので、叩いて出る埃を見て笑っていました。」(2012/07/01 14:35:51)
usagisau0「だから、何度言えばわかるんですか?我々拡散して面白がっている側の人間からすれば、確証やら疑惑なんて事はどうでもいいんです。いいですか?どうでもいいんです。貴方が晒し続ける醜態をいかに面白く、いかにわかりやすく伝えるかが重要なんです。貴方の彼女の評判がどうだろうが、それを守るのは貴方の仕事であって晒してる側の仕事じゃないんです。自分は晒されても構わないけど彼女の疑惑を晒すのはやめろ?ヒーローにでもなった気ですか?笑わせないでください。彼 女 と セ ッ ト で 晒 し た 方 が 面 白 い 。 ただこれだけなんですよ。」(2012/07/01 14:35:51)

まず一つ、usagisau0さん自身が興味本位で叩くのは百歩譲って見逃すとしても、「我々拡散して面白がっている側の人間」とひとくくりにされているのが大変迷惑です。そりゃあheadgear003さんの醜態に関しては見ものであると言わざるを得ませんが、世の中には面白おかしく紹介することで注目を集めて解決に導くという手段もありますので、「みんな面白がってるから解決なんか望んでない」とするのは単なる決めつけに過ぎません。トレパクで被害者が泣き寝入りする由々しき事態に危機感を感じて対処してる人だっているんです。
更にusagisau0さんがheadgear003さんやnabe15chisさんを煽るその態度があまりにも下衆です。この物件はみんなが叩いてるから叩き放題だぜ、とでも勘違いしてしまったのでしょうか。しかしモノには限度というものがあります。

こうして意気揚々とheadgear003さんを叩き始めたusagisau0さんですが、一番長話をしておきながら基礎的な事実確認が出来ていないために出どころの怪しい主張を鵜呑みにして丸めこまれ、話がおかしな方向に迷走していきます。

headgear003「@usagisau0 こうさん方と和解に対する意見があるのではなく、後の態度に対しての意見があったと言いました。お互い絵の使用をしないので和解し納得し合ったと聞きました。そこに垢を消す必要があったとは思えませんが。無駄だと思われようが、質問には返して欲しかったですね」(2012/07/01 13:03:14)
usagisau0「@headgear003 ですからその態度に意見があったという事は、違和感を感じていたんでしょう?「納得したんだと思ってたのに態度がおかしい」と。ちゃんと気付いてるじゃないですか、本当は納得なんてしていない事。「これ以上追求しても盗作を認める気配が感じられない、仕方ないから絵の使用だけやめてもらおう」これだけの事じゃないですか。しかし本音では「絵の使用は何とかやめさせた、でも明らかに盗作なのにそれを認めようとしない。何なのあいつら」だったと。そこに貴方の例のツイートです、「喧嘩売っていいかな?ほんとに」と。 アカ消しの理由は恐らくこのツイートだろうとさっき話した記憶がありますが、記憶力にはあまり自信が無いので確認していただけますか?」(2012/07/01 13:17:45)

少なくとも【トレス疑惑】指まで一致してるのにトレス否定【終了】を見る限り、KOHxxxさんは一度も「和解」や「納得」という言葉を使っていません。headgear003さんの「聞きました」という口ぶりからしても、彼に「双方納得の上和解した」と伝えたのはnabe15chisさんでしょう。headgear003さんの物わかりが悪いせいもありますが、usagisau0さんがそのあたりを一向に否定しないので、話が終わりの見えない堂々巡りになってしまっています。
また、堂々巡りの中で何度も繰り返される「そこに垢を消す必要があったとは思えません」などという馬鹿げた問いかけに毎回真面目に返答してしまってループ延長を助長してますが、せめて2巡目あたりで「そもそも個人がアカウントを消すのなんか自由であるべきで、『お前が自分のアカウントを消すのは俺たちへの攻撃だ!』などと主張されても普通の人は反応に困る」と教えてあげるべきではなかったかと思います。

headgear003「@usagisau0 和解したと連絡があったにも関わらずのまとめの作成、逃亡、黙秘に納得がいくわけないでしょう?だから僕は怒ってるんですよ。」(2012/07/01 14:51:29)
usagisau0「@headgear003 ああ、そういうことですか。辻褄が合いました。えっと、要するにですね、貴方側も「自分達が引いてやった」と言い、恐らくKOH側も「私が引いてやった」と思っているはずです。”絵を使わない”の条件を呑んでやったのではないと思いますよ。盗作の無実を証明出来ていない貴方の彼女は本来なら絵を使わないのは当然、更にはKOHさんに対し謝罪が必要な場面でした。しかしあまりに話が通じないタイプであった事が幸い(?)し、絵の使用を控える事だけで済ませてもらう事が出来ました。(それをドヤ顔で「絵の使用を控えてやった」などとよく言えたものです) しかしKOHさんの気は済みませんでした。「なんで謝罪ひとつしてもらえないのか」、と。しかし相手は何を言っても小学生並の返答しか返って来ません。どうしましょう?話し合いは実質不可能です。となれば攻撃方法を変えることにします。それが、まとめ作成であり、RT拡散だったわけです。 どうでしょうか?これで大体辻褄が合うと思うんですが。」(2012/07/01 15:00:05)

勝手に辻褄を合わせてKOHxxxさんが攻撃したことにしていますが、まとめ作成はKOHxxxさんではなくYukapoyoonさんが善意でやったことであり、KOHxxxさんのツイートのRT拡散もやはり他の人がやったことです。そもそも、拡散されたとするツイートには「nabe15chisさんが絵をトレスしてパクった」とは一言も書いていなかった筈です。headgear003さんがそう思い込んでいたのは、最初の時点でkanon2221さんがそういう印象操作をしたせいです。

約5時間にもわたる無益なお話の末に、headgear003さんはTwitterに鍵をかけて閉じこもってしまいます。usagisau0さんは相手を撃退して勝ったつもりでご満足かもしれませんが、実際にはむしろ解決が遠のいただけです。
今回の件で根本的な問題解決に至るためには、既に一度原作者の追求から逃げ切っているheadgear003さん達に逃げられないように注意して必要な言葉を引き出していかなければいけなかったのですが、そもそも最初から叩くことだけが目的のusagisau0さんの自己満足のお陰で余計にややこしいことになってしまったわけです。
あなた荒らしに来たんですか、と突っ込みたくなるところですが、これがあながち外れでもないことが後のROUND 5で証明されてしまいます。

やや本筋から外れますが、usagisau0さんは翌7/2のROUND 3開催前にこんなものをネタにしています。

usagisau0「彼氏の似顔絵描きました完全オリジナルです https://twitter.com/usagisau0/status/219718291319566338」(2012年7月2日 – 18:04)

御覧の通り、問題のトレパク絵の更にトレパクです。これがもしnabe15chisさんオリジナルの絵のトレスだったなら「絵をパクって権利主張される気分はいかがですか」という皮肉に見えなくもないのですが、元を辿ればこの絵はKOHxxxさんのものです。これではnabe15chisさんではなくKOHxxxさんに攻撃していることになります。自ら被害者のことなんかどうでもいいと言ってる時点で全く期待はしていませんが、よりによって被害者を踏みにじるとは論外にもほどがあります。

ROUND 3 火消しに現れるも罪を認めず – 彼氏がトレパク疑惑の彼女を庇うために大暴れ ROUND 2 コメント欄序盤より

結局そういったブーメランやusagisau0さんとのループ会話も彼氏がトレパク疑惑の彼女を庇うために大暴れ ROUND 2にまとめられてしまい、あまりにも野性的すぎる言動不一致ぶりが注目を集めて気付かないうちに合計6万view以上もの晒し者になってしまいます。
そのことに漸く気付いたheadgear003さんは、低姿勢を繕ってROUND2のコメント欄に現れるのですが、表面上「態度については反省している、それについて謝罪する用意もある」とは言うものの、「和解(=撃退)したのだからもう無罪放免のはずだ」「相手に和解の意思があったのか疑問だ」「和解までのやりとりの間、攻撃を行ったつもりはない」「あっちがアカウントを消して逃げたのだからお互い様だ」などと数々の見当違いの主張を述べるばかりで、根本的な罪状を認めないしトレパクをした彼女本人も出てこないので、火消しの筈が却って延焼を引き起こしてしまいます。コメント欄は大盛況です。
更にこのやり取りでYukapoyoonさんの「KOHxxxさんとnabe15chisさんが一時期フォロー関係だった」という証言と証拠が出てきます。ご近所さんどころか元お隣さんとあっては、偶然を主張するハードルがさらに上がってしまいます。

ROUND 4 理解者の登場と撤退、0fav 1万viewの悲劇 – sonia_statice意見まとめより

ROUND 3の大盛況の中、コメント欄にわずかですがheadgear003さんの理解者やポエマー、どや顔おじさんなどが現れます。中でも意欲的にheadgear003さんの肩を持った(本人談)のがsonia_statice(ソーニャ)さんです。sonia_staticeさんは「headgear003さんは筋を通している」「headgear003さんは多分常識人だ」「パクったという証拠がない」「みんなで一人を囲んでこんなアンフェアなまとめを拡散するなんて不公平だ」などと、常人にはちょっと思いつかないエキセントリックな主張を繰り広げます。
しかしその意見は誰にも理解されないというかそもそも意味がわからず、「アンフェアなまとめだと思うならフェアなまとめを作ってみればいい」という指摘を受けて、sonia_staticeさんは持論だけをまとめたTogetter記事sonia_statice意見まとめを作ります。ここがROUND 4会場です。
まとめと言いながらsonia_staticeさん一人分の主張だけが並んでいて異彩を放っていますが、この時点で既に当事者のアカウントが消滅したり鍵付きになったりしていたため、これ自体は仕様上仕方のないことです。それよりも問題なのはそこに並べられたsonia_staticeさんの主張内容で、これと他の記事の情報を照らし合わせると、sonia_staticeさんの持論が全く事実に基づいていないことが丸分かりでツッコむのも躊躇うくらいです。ただheadgear003さんにとっては待ち望んだ理解者に見えたらしく、コメント欄の最初で丁寧にお礼を述べられています
では何故そんな主張をしているのかと周りの人が確認していくにつれ、sonia_staticeさんが元の記事を碌に読んでおらず、人数差や雰囲気を見ていじめだと判断し、咄嗟に庇っていただけだったことが明らかになっていきます。
その確認作業の末に述べられた最終的な理解がこちらです。

sonia_statice申し訳ない、確実に私に非があるのが解りました。理解不足でした。確かに意味のないことで話を沸かしただけです。それにこのことは彼氏さんに対しても大変失礼でした。誠にもうしわけありません」(2012/07/03 Togetterコメント欄より)

数少ない理解者だと思ったら結局ただの勘違いだったということで、headgear003さんがちょっと不憫な結果になりましたね。
ところで「みんなで一人を囲んでこんなアンフェアなまとめを拡散するなんて不公平だ」というのがsonia_staticeさんのメインの主張でしたが、sonia_staticeさんの記事はお気に入り数が0のまま閲覧数だけがどんどん伸びて行き、7/6現在で0fav 13,000viewを記録しています。この数字からも本件は多人数によるいじめではなく「一人で誰にも理解されない意見を喚いていたら勝手に孤立した」というのが本質だとご理解頂けたかと思います。
ともあれ、sonia_staticeさんのいじめを許さない心や自身の非を認めて謝る素直さは大変素晴らしいものですので、今後もまっすぐに生きていただきたいと思います。

ROUND 5 その肩書きはこえ部最強 – 彼氏がトレパク疑惑の彼女を庇うために大暴れ ROUND 2 コメント欄終盤より

かくしてsonia_staticeさんの誤解も解け、あとはheadgear003さんやnabe15chisさんの登場を待って釈明を聞くばかりとなっていたところに、自称「こえ部最強」のusagisau0さんが舞い戻ってきて、何を始めるかと思えば「もしheadgear003さんが中二病じゃなかったら」というなりきり劇場を始めます。
まあ連続コメントの件についてはそのちょっと前に私も「トレスが黒であるという前提で加害者心理を考える」というものをやってますので、あれが呼び水になってしまった可能性を考えると申し訳ないところがあります。今更ですがごめんなさい。実際に言いたかったことはこの推移解説の接触~ROUND 3の全文ですので、10行程度に圧縮すれば許される範囲だろうとか甘いことを考えてました。
話を戻しまして、usagisau0さんが何をしに来たのかといえば、「お宅よりも沢山トレパク彼氏とお話してきたのは他でもなく私です」などという見当違いの武勇伝を語りながら「お前ら本当は俺と一緒で被害者のことなんかどうでもいいんだろ?」という例の主張で今度は糾弾側を煽り始めたわけです。まあ中には叩くのが楽しくてやってるという人もいるのかもしれませんが、流石に楽しいから叩く、叩く対象も手段も選ばないなんていう無法プレイをしているのはusagisau0さんとそのお仲間だけです。
この前後から新品アカウントの「どっちもどっち」発言、オトモダチの「人殺しなら俺もやってるぜ」発言など単に場を荒らしたいだけの皆様がウヨウヨ集まってきて、usagisau0さん自身も草や(笑)で発言を埋め尽くすなどの問題行動が目立ってきましたので、まとめ管理者のcurtain_call1さんが書き込みを制限し、一部発言を削除しました。この荒らしの中にはusagisau0さんのTwitterお隣さんであるtikubigani(千反田える)さん、ruedrainbow(真っ白)さんなどが含まれます。とても良いご友人をお持ちのようですね。

さて、Togetter該当記事に書き込み禁止になったusagisau0さんがその後どうしたか、ちょっとだけ見てみましょう。

usagisau0「トレパクカップルにもとぅぎゃったーのまとめにもブロックされて終了って綺麗に終わったな満足」(2012年7月3日 – 15:53)
usagisau0「@tksksoujirou 叩いて押さえつけるばかりで、根っこの部分でどんな事を考えてるのか知ろうとしないよね。そういう否定しかできない人達。 トレパク彼氏の取った行動はもちろん間違いだったんだけど、その裏にどんな心情があるかと (続く) http://t.co/kBjTfxUY」(2012年7月3日 – 16:14)
usagisau0自分らに都合良くコメント欄削除して改ざんした挙句にこのドヤ顔勝利宣言wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」(2012年7月3日 – 16:23)
usagisau0「こいつ本物だぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」(2012年7月3日 – 16:23)
usagisau0「よし、トレパク問題も解決したし。次の面白い話題探そ」(2012年7月3日 – 16:26)
usagisau0「@ktgrmkn インターネットに「不謹慎」とかいう単語を持ち込む連中しかいない。リアルでやれってレベル」(2012年7月3日 – 18:39)
usagisau0「@ktgrmkn ぶっちゃけ彼氏よりもコメント欄に居る連中の方が低レベルだよ」(2012年7月3日 – 18:43)
usagisau0「それにしてもトゥギャッター民の頭の悪さには正直驚きを隠せないよなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwこえ部で理屈を語らせたら最強と謡われる~のくだりにマジレスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwびびったwwwwwwwwwwwwwwwwwww」(2012年7月3日 – 21:52)
usagisau0「ひとつ疑問なんだけどトゥギャッターの民度が低いのかツイッター自体の民度が低いのかどっちだ」(2012年7月3日 – 21:55)
usagisau0「@bluescape735 件のまとめの管理者が都合悪いコメントを削除して更にコメント規制までかけてくださったので次の一手はありませんよ。あとは逃げた連中でご自由に楽しく叩いててください」(2012年7月4日 – 13:54)

はい、大変熱心な効いてないアピールでしたね。不謹慎を笑える俺かっこいいアピールも織り交ぜて、とてもよく頑張っていると思います。でも、「インターネットに単語を持ち込む」なんておかしな発言をすると、リアルとインターネットが繋がっているという現実が全然見えてないお馬鹿さんに見えてしまいますから、気をつけた方がいいかもしれませんね。
また、「こえ部最強」という微妙な肩書で精一杯ハードルを下げて乗り込んできたのに、それすら冗談だったとは正直失望を禁じ得ません。
効いてないアピールの他に「管理者が都合悪いコメントを削除した」と何度もアピールしていますが、迂闊なことにTogetterに投稿したコメントの一部がまだTwitter上に残ってましたので、実際に消されたusagisau0さんとそのお仲間のコメントがどの程度正当で、管理者さんにとって都合が悪いものだったのか見てみましょう。

usagisau0「@tairan_snksms 草生やすと必死なら(笑)でも並べましょうか?」(2012年7月3日 – 14:38)
usagisau0「それにしてもいつのツイートだよそれ(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)トリモチ顔負けの粘着力だな(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)必死(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑..」(2012/7/3 – 14:38)
usagisau0「読みづら」(2012年7月3日 – 14:39)
ruedrainbow「wwwwwwwwwww←これが必死に見えてる時点で顔真っ赤。必死どころかwキーちょっと長押ししてるだけなのに必死もくそもないでしょ・・・w「草生やして必死だな」ってこういうとこ指摘する以外になんも言え..」(2012年7月3日 – 14:45)
usagisau0「@tairan_snksms 言及されたら煽るも何も、釣りではなく事実ですと^^;」(2012年7月3日 – 14:47)
usagisau0「@tikubigani リッジレーサーでドリフトかます事に酒気帯びの制限や普通運転免許の有無が関係あるんですか?^^」(2012年7月3日 – 14:49)
usagisau0「rukaakurさんも「なんだ、ただのゲームでしたか。それは失礼しました」みたいな一言で事が済むはずだったのにtairan_snksmsに見事にその道を潰されて気の毒」(2012年7月3日 – 14:56)
tikubigani「あーしんじられない。最近の人たちってほんとに区別ついてないのね。私は現実で6人ほど人を殺してきたけど、ゲームでは一度も殺したことないもん。少し考えてみればそういう異常性に気づけると思うんだけどなあ。ゆ..」(2012年7月3日 – 15:00)
usagisau0「さすがにtikubiganiさんの言ってる事は私もわかりません」(2012年7月3日 – 15:03)
ruedrainbow「乳首蟹さん中途半端にコメント消されて恥ずかしい人になってますねw管理者さん全部消してあげてくださいww」(2012年7月3日 – 15:27)

はい、身体を張った大変素晴らしい主張でしたね。自ら無能を晒すのは大変結構なことですが、消さずに放置しておいたらコメント欄がお稚児さんの遊び場に見えてしまうことは確実です。そもそもまとめにツイートが掲載されている本人がそのまとめ記事に書き込み禁止を食らった時点で、よほどのことをやらかしたという自覚があってもいいはずです。

余談ながら、以前の飲酒運転宣言についての追求でusagisau0さんは以下のように受け答えしています。

usagisau0「@rukaakur 自宅で梅酒を飲みながらPSPのリッジレーサーをプレイしていた時のツイートですか?釣りではなく事実です。」(2012年7月3日 – 14:27) Togetterコメント欄より
usagisau0「それにしてもいつのツイートだよそれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwトリモチ顔負けの粘着力だなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww必死wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」(2012年7月3日 – 14:28 Togetterコメント欄より)

はい、2012年5月20日23時00分のツイートですね。
リッジレーサーに詳しい方はこの日付を不自然に感じるかもしれません。何しろPSPで発売されたリッジレーサーと言えば2006年9月14日のリッジレーサーズ2が最後ですから、usagisau0さんがお酒飲みながら陽気にプレイしていたのは少なくとも6年前のゲームということになります。

最後に、usagisau0さんのTwitterお隣さんの一人であるygygyu_gu(ゆぐ)さんが素晴らしいコメントを残していたので、これを紹介してエピソード紹介の〆としたいと思います。

ygygyu_gu「なんで話題それてんの?スルースキルないのかよこいつら RT @bluescape735: こえ部で理屈を語らせたら最強と謡われているらしいうさぎさう氏 @usagisau0 のコメント欄での発言が全く論理的でない問題 http://togetter.com/li/330328#c595 …」(2012年7月3日 – 21:45)

スルースキルっていうのは「取るに足らないものを無視する」時に発揮するものなんですが、ゆぐ君はお友達に対して酷いことを言いますね。

現状と今後

かくしてheadgear003さんに「理解者」と認められたsonia_staticeさんは「勘違い」であり、同じく「話ができる人間」と認められたusagisau0さんは「取るに足らない荒らし」であったというオチがついてしまったわけで、headgear003さんはもうちょっと人を見る目を養った方がいいのではと余計な心配をしてしまうところですが、それはそれとしてトレパク問題自体は何一つ解決していないということを忘れてはいけません。
headgear003さんがusagisau0さんの常軌を逸した煽りっぷりに危険を感じてnabe15chisさんを矢面に立たせたくないと感じたのならそれは正しい危機感だと思いますが、あれはusagisau0さんがすこぶる特殊なだけで実際は殆ど誰もusagisau0さんを支持してませんので、headgear003さんはそろそろ落ち着いて対話のテーブルについても良い頃合いではないかと思います。

トレスの疑惑確定は実際どの程度?

トレパク問題としては、今回のものはかなり分かりやすい部類に入ります。結論としては限りなく黒に近い真っ黒です。もはやデータ上は#000000で、実表示の際に液晶のバックライトからわずかに光が漏れているのを指摘して「黒じゃない」と主張しているようなレベルです。

その真偽について、既に2通りの検証画像が上がっておりますので、まずはこちらをご覧ください。

特に2枚目を見ると確定レベルで線が重なっているのですが、これでもまだ分からないという方々もいらっしゃる模様です。
そこで今回、もう一枚用意してみました。

検証画像3

今回のものが下描きからのトレスであるとすると、下描き段階では線が整理されていないために両者それぞれの清書段階で線が確定することになります。そのため単独の検証では微妙に線が一致していないように見えたかもしれませんが、試しに「KOHxxxさんの清書とKOHxxxさんの下描きを重ねたもの」と「nabe15chisさんの清書とKOHxxxさんの下描きを重ねたもの」を用意して見比べてみると、やはりどちらも同等の誤差レベルであり、同じように下描きの特徴が残っていることが確認できます。言わば同じ下描きから別の人が仕上げただけの状態です。
更に、「彼氏の似顔絵を描いたら偶然Twitterの元お隣さんの絵に酷似してしまった」という言い分が自らに追い討ちをかけます。
しかしそれでもnabe15chisさん、headgear003さんのご両人は「100%の証拠じゃない、濡れ衣だ」と強硬に言い張っていらっしゃいますし、一部の第三者の方も「こんなどこにでも転がってるような無個性な構図でトレスだのなんだの言われてもピンとこない」などと述べられています。オーケー分かりました。面倒ですが実際に何%程度確定しているのか計算してみることにしましょう。

構図とモチーフが被る可能性はどの程度か

調査ツールはPixiv。あそこの運営は色々と問題があって信用なりませんが、兎に角沢山の絵が登録されていますので、調査に使えるものと割り切って使います。
調査開始時点でPixivに登録されていた絵の枚数は28,435,034枚。約2800万枚です。「良くある構図だから被って当然」を主張するのなら、2800万枚の中に一枚くらい全く同じ構図がなければおかしいはずです。ひとまず線が重なるかどうかは置いておいて、この2800万枚の中に果たして同じ構図があるかどうかを探します。
探す絵は、今回の2枚の絵に共通する以下の特徴に合致するものです。

  1. 右頬または左頬が前面に見える斜め45度付近の顔
  2. ヘッドフォンを着けている
  3. 手を手前のヘッドフォンに添えている
  4. 同じように前髪が交差している

先程の疑惑画像にはもっと多くの類似点が並びましたが、まず構図の話ですので敢えてそこは妥協して緩い条件で探します。
2800万枚の絵を全て精査するのは現実的ではないので、対象をタグで絞り込むことにします。今回は「ヘッドフォン」タグで5,264枚まで絞り込んでみました。
ヘッドフォンが必ず付いている他のタグとしては、「ミク」タグで検索すると限界の5000ページ=10万枚が出てきます。5000ページというのはPixivのシステム上の表示限界で、5000ページ目の一番古い絵が2011年6月ですので、これを約1年分と見て、2007年から同じペースで投稿が続いているとすると5年分で約50万枚がミクの絵ということになります。ボーカロイドも多種ありますので、ヘッドフォンを着けた人物の画像を全部合計すると70万枚くらいにはなると思います。大雑把な計算ですが、Pixiv2800万枚のうちヘッドフォンを着けた人物の画像が70万枚、つまりこのモチーフの選択される可能性はボーカロイド効果で70万/2800万=1/40程度はある、という概算になります。

さて、ミクタグの画像10万枚を見るのもちょっと現実的ではありませんので、実際にはヘッドフォンタグ約5千枚を目視で精査してみました。その結果、上記第3条件まで合致する画像は177枚、第4条件まで合致するものはわずか1枚でした。
第4条件までの該当作品は琥夢さんのlisten!です。
このようにして上記の条件を満たす絵がヘッドフォンモチーフ5千枚の中に1枚くらいはあることがわかったわけですが、ではこの1枚にトレス容疑が掛けられるかというと、当然のごとく全く線が重ならないので、そんな容疑はかけるだけ失礼です。まだまだ条件を絞り込まなくてはいけません。

とりあえずここまでで第3条件までの一致を構図かぶりと認定すると、人がそれぞれ自由に絵を描く場合今回の構図・モチーフと似た感じになるのは(70万/2844万)x(177/5264)=0.00083=0.083[%](ダブルオーエイティースリー)。良くある構図とモチーフとは言ってもこの段階で1/1000程度の確率であることが分かります。

キャラの造形が丸かぶりする可能性は

次にデザインの話をします。
今回の2つの画像程度に同じ髪形になる確率は、前髪の部分一致だけ見ても1/177程度ですから、他の部分のスタイルや長さを考慮に入れると1/1000にも満たないでしょう。
標準的2次元的デザインの顔立ちですので、このタイプの輪郭を選ぶ可能性は1/10程度はあるかもしれません。しかし今回の場合は輪郭が完全一致しますので、同じパターンの中でも選別精度を上げて1/100とします。
鼻の位置、形、大きさが被る件については、これも二次元の省略が入っていますので、1/50くらいでかぶるかもしれません。
眉毛の形状が一致するのは、今回は普通の細線ですので、1/5程度としておきましょう。
目のデザインが全て被っている問題は、標準的パターンですので、1/50程度とします。ただし問題は表情の方にも引きずります。
手も「見る限り全く同じ大きさ」という結果が出なければいけません。それぞれの指の長さまでぴたりと一致させる必要がありますから、まず中指の長さが一致するのが1/10、他の指との長さバランス一致で1/10、手の甲のサイズ一致で1/10で合計1/1000程度でしょうか。
更に、nabe15chisさんはheadgear003の似顔絵としてこれを描いた筈です。リアル人間と二次元キャラでは二次元キャラ同士が似るより難しいため、更に補正が必要です。しかし本人の写真を検証に並べずに勝手に厳しい数字にするのも可哀相ですので、ここは「似せるか省略するかの二択で省略を選んだ」と仮定して1/2にしておきます。
以上を合算して、デザイン・造形バランスがぴったり一致する可能性は1/(1000x100x50x5x50x1000x2)=4.0×10-13=4.0×10-11[%]という数字が出ました。

シーン設定が全て丸かぶりする可能性は

まず対象を捉える角度は45度パターンの一種ですが、典型的パターンであっても描くのは人間ですので、ちょっとずつ角度が違ったりします。これを線がびしっと重なるくらい同じにするという課題は、カメラで人形を撮る場合ですら困難なことです。上下左右1度を下回る角度誤差、距離もある程度合わせないと同じに見えません。ましてや手描きであることを考えると、まあ1/50もあればいい方ではないかと思います。
顔で表情を表しているのは目と眉毛です。これがほぼ完全に一致しています。それほど珍しい表情ではないことと、多少のずれを考慮して、1/50程度とします。
更にフレーム内に手が入っています。手は顔に対して自由に動きます。全く同じ手の形で全く同じ位置にあるというのがまず稀なことです。177枚の構図かぶり画像の中でもほぼ同じ表情をつけてあるのは10枚程度で、位置まで一致しているものは一つもありませんでした。つまり手の表情と位置がぴたりと一致するには1/177未満、大目に見て1/500程度といったところでしょうか。
ついでに首の下の影を見ると、光源の角度が一致しています。イラスト的典型的パターンというのもあるので多少はかぶりやすいと思いますが、それでもここまで重なるのは1/10も無いでしょう。
以上を合算して、角度や表情などのシーン設定が丸かぶりする可能性は1/(100x50x500x10)=8.0×10-8=8.0×10-6[%]という数字が出ました。

手描きであるための誤差を考慮する

ここまで条件を揃えても、両者が手描きで絵を描いたことを考慮するとその分の誤差というものが発生します。全く同じキャラと全く同じ構図と全く同じポーズを用意しても、線が一致する確率は本人でさえ1/100がいいところ、赤の他人なら1/1000以下でしょう。
ただまあ、描画の際の誤差や歪みが逆に振れてデザイン面での誤差を吸収するパターンが無いとも言えませんし、他人も沢山探せば本人に近い特性の人がいるかもしれませんので、ここは奇跡的に本人と同等の1/100=1.0[%]程度であるものとします。
この件については詳しいまとめがありますので宜しければどうぞ。→なぜ「線画が一致するとトレス疑惑を持たれるか」をかいつまんで説明

結局何%確定なのか

これまでの全ての「偶然」が同時に発生する確率を計算すると、2.6×10-25=2.6×10-23[%]という数字が出ます。大雑把な計算でしたので何桁かずれる可能性はもちろんありますが、基本的に全部甘めの数字を入れましたので、数値を厳密化するとより一層絶望的な数字になるだけです。ともあれ、今回はこの甘めの「1回あたりの発生確率」を採用することにします。
通常はこれを世界人口の70億人が一人につき1000枚程度描くとして、7兆回の試行ができますが、今回は偶然Twitterのお隣さんということですので、世界人口の代わりにお隣さんの人数を採用します。今となってはnabe15chisさんのTwitterフォロー数は分かりませんが、彼氏であるheadgear003さんのフォローとフォロワーが概ね300人前後ですので、同様に300人程度とみなします。つまり全員が1000枚ずつ描いたとして30万回のくじが引けますね。

準備運動としてまず「Twitterお隣さんの誰かと大まかな構図とヘッドフォン(=先程の構図・モチーフ条件1~3)だけが偶然被る確率」を計算してみます。これは1-(1-0.00083)300000 = 1-(1.3×10-108) = 0.9999999999…(小数第106位まで9が続く) = 99.99999999…(小数第104位まで9が続く)[%]となります。ほぼ100%という数字ですので、これだけ数があれば被りが発生しない方がおかしいという結果です。逆に疑惑確度は1.3×10-106[%]しかなく、やはり構図・モチーフかぶり程度では疑惑と呼ぶのは失礼というものでしょう。

では本番の「Twitterお隣さんの誰かと上記構図・モチーフ・キャラ造形要素、シーン設定要素、描線誤差が一致する確率」を計算してみましょう。これは1-{1-(0.00083×4.0×10-13x8.0×10-8x0.01)}300000 = 1-{1-(2.6×10-25)}300000 = 1-{0.99999999999999999999999974}300000 = 1-0.999999999999999999921 = 0.000000000000000000079 = 7.9×10-20 = 7.9×10-18[%]。疑惑確度は100-7.9×10-18[%] = 99.9999999999999999921[%]です。純度が高いことで有名な玉鋼でさえこんなトチ狂った精度は求められません。もう面倒だから有効数字3桁くらいにして100%って言って楽になりましょうよというレベルです。

参考までに、比べる相手がTwitterのお隣さんという限定ではなく全く無関係の人とした場合、「上記構図・モチーフ・キャラ造形要素、シーン設定要素、描線誤差が一致する確率」は1-{1-(0.00083×4.0×10-13x8.0×10-8x0.01)}7000000000000 = 0.0000000000019 = 1.9×10-12 = 1.9×10-10[%]となります。いいですか、仮に世界中の人が1000枚ずつ絵を出して見比べる大イベントを開催して7兆枚全ての絵を見比べたとしても、トレスや模写を一切しなければ今回のようなトレス認定をされる確率は1.9×10-10[%]程度しか無いわけです。「俺も絵を描いてるけどこの程度でトレス認定されるんじゃ絵なんて描いてられないぜ」なんていうのは全くの杞憂ですから、どうぞ安心して絵を描いていて下さい。

条件 偶然発生率 疑惑確度
Twitterお隣さんの誰かと構図・モチーフがかぶる 99.9999999999999…(小数第104位まで9が続く)[%] 1.3×10-106[%]
Twitterお隣さんの誰かと今回レベルで線が一致 0.0000000000000000079[%] 99.9999999999999999921[%]
世界中の誰かと今回レベルで線が一致 0.00000000019[%] 99.99999999981[%]

総評

今回もレビュー形式ですので、一応評点をつけてみます。

満足度 450/1000

大暴走したheadgear003さんを筆頭として、通常ありえない発言がものすごいペースで連発されたという意味ではある種ツッコミ甲斐があって面白く、話題の興味深さやまとめの完成度も高評価なのですが、いかんせん現時点で被害者が救済されていないので「面白かった」で終わることが出来ず、満足度という点では低くならざるを得ません。
1日も早く問題が解決することを祈っています。

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レビュー : 飛行迷宮学園ダンゲロス―『蠍座の名探偵』―

ソロモンよ(中略)夜も更けて参りました。こんばんは、松下です。
時間の都合で暫くぶりになっておりますが、今年もダンゲロスの季節がやってまいりましたので、張り切ってレビューしてみたいと思います。レビュー対象は架神恭介(かがみきょうすけ)さんの講談社BOX第2弾、「飛行迷宮学園ダンゲロス―『蠍座の名探偵』―」です。

基本情報

  • 飛行迷宮学園ダンゲロス―『蠍座の名探偵』―
作品概要
作品名飛行迷宮学園ダンゲロス―『蠍座の名探偵』―
著作架神恭介(かがみきょうすけ)
販売元講談社
レーベル講談社BOX
作品形式文芸、小説、ライトノベル
流通形態商業
原作es(原案)
原画門脇聡(かどわきさとし)
初出2012年6月2日
対象年齢青年向け

まずパッケージを見てみる

前作でも気になるフレーズ満載だったBOXパッケージ、今回も大層凝っております。

BOXパッケージ

まずは帯のアオリ部分から。

虐殺世界の幕開け――、異能スプラッタ・ミステリ!!
無限の攻撃力と防御力 VS. 勝利を約束された主人公の力!!!
殲滅をかけて殺しあう『転校生』と番長グループ。惨劇と混乱の果てで辿りついた「真実」とは――!?

異能バトルとスプラッタはダンゲロスの基本で、絶妙な伏線と回収も前作の時点で既に出来ていましたが、本作では謎解きを主軸に据えてきています。
そして何より気になるのがいわゆる「絶対無敵の転校生VS絶対勝利の主人公」の部分です。他作品で言うと近年めだかボックスあたりでも主人公補正の理不尽さについて色々と語られていましたが、ダンゲロスでもダンゲロスならではの形で、ミステリという主題に半ば反するテーマとしてこれを織り込んできました。本作の見どころの一つです。
また、ダンゲロスのダンゲロスたる根源的性質というか、魔人たちは殺人犯探しをしながらもそれはそれとして敵は全力で殺すので、そういう意味でも主題に反しかねない性質を持っています。そのため、本当にミステリが成立するのかいささか不安なところがあり、実際途中で少々尺度が怪しくなりかける部分もありましたが、最終的にはきちんと収拾をつけており、何だかんだで架神さんやesさんの構成能力は大したものだと思いました。

表紙と裏表紙には本文の抜粋がそのまま掲載されています。

そう、ここは上空五〇〇メートル。番長グループ一年、魔人愁い崎トリコの能力、『ピーターパン症候群』。彼女は一定の土地を宙に浮かせることができる。
私立天道高校はいま、東京都上空で孤立していた――。
――もしもこれが物語だとするならば……。
果たして今回の主人公は本当に大銀河超一郎なのだろうか?
「小生と共に最強を目指すクワガタはいるか!」

ミステリの舞台となるクローズド・サークル(脱出不能領域)を作る仕掛けであるピーターパン症候群の説明の一節、大銀河超一郎(だいぎんがちょういちろう)が主人公補正を発揮するための条件と思しき記述、そして何より謎の「クワガタ」。これは配置と一人称で分かる通り上部丸囲みの鵺野蛾太郎(ぬえのがたろう)の台詞なのですが、これが本編内容にどう関わるのかパッケージの時点で想像できる人はまずいないと思います。

最後に裏表紙のあらすじです。

「魔人」と呼ばれる異能力者たちが集う私立希望崎学園「番長グループ」が、魔人ゼロを学園方針に掲げる天道高校(てんどうこうこう)に乗り込んできた!
彼らは仲間を殺したという「犯人」の引渡しを求め、ついには一般生徒たちへの虐殺を開始する。
頼れるクラスメート・白金遠永(しろがねえんと)とともに脱出を試みる鈴木三流(すずきみつる)だが、ようやく死地を潜り抜けたその瞬間、学園は上空五〇〇メートルに浮かんでいた……。

つまり本作の主題は謎解きに加えてサバイバルでもあることが分かります。
これについては公式サイトの著者メッセージに記述があり、

今回の狙いは二点。まず一つは、魔人対魔人の戦いがメインとなった前作では描ききれなかった「人間と魔人の戦力差」を表現すること。そのため、今回は魔人ならぬ人間が舞台に多数登場します。

と述べられています。
その通りに、序盤はなかなか絶望的なシチュエーションが描写されています。魔人同士の戦いでも大概即死するのに、これが一般生徒となるとたまったものではありません。

今回の特徴

ダンゲロスというものをもう少し幅広いユーザー層に訴えかけてみる試みなのか、今回結構本気で作風を変えてみたらしく、前作の戦闘破壊学園ダンゲロスと比べて多くの異なる特徴があります。

ページ数半減で気軽に読めるように

書籍実物を見て一発で気付くのですが、物理的な厚みが半分になっています。実際にページ数を確認してみると、前作の戦闘破壊学園ダンゲロスが516ページというポケット辞書並の厚みであったのに対し、今作は半分以下の228ページというまるで普通のライトノベルのような厚みで、随分軽くなっています。ただしお値段は前回1700円+税に対し今回1200円+税で半減とはいかず、やや割高ではあります。
ともあれ、前作はその驚異的厚みのせいで読み始めるのにある種の覚悟が要りましたが、今回は普通のライトノベルを読むくらいの軽い気持ちで読めるようになりました。ボリューム減は前作ファンなどのディープな読者層にはやや物足りなく感じるかもしれませんが、ライトノベル・ダンゲロスを初めて読む読者には適度な分量になっていると思います。

エログロ封印で山の手育ちの清楚なお嬢様が読んでも大丈夫

ページ数半減以上に驚くべき変化として、今作では前作に満ち満ちていたエログロ要素が激減しており、多少作者が我慢しきれずに漏れ出している部分はありますが、ページ減と併せてかなり読みやすくなりました。公式サイトの著者メッセージの続きにはエログロを減らした理由が述べられています。

もう一点は前作『戦闘破壊学園ダンゲロス』に寄せられた数多くのコメント、「面白かったけど人にはオススメできない」を重く受け止め、体液を少なめにした点です。山の手育ちの清楚なお嬢様でもゲロまでは吐くことなく読める作品になっているかと思います。その分、次回作では前作以上に「オススメできない」シロモノを書くつもりですので、まぁ、今作は気軽に楽しんでいただければ、と。

とのことで、今回に限って門戸を広くしてみただけで、やっぱり次回はまた普段通りにエログロ路線で行く模様で安心しました。というのも、確かエログロは架神さんの執筆モチベーションの維持に必要不可欠な要素だった筈で、今回封印して大丈夫だったのかしらということで、これについては月刊ダンゲロス #07(2011年11月号) ダンゲロス漫画化記念インタビューで回答されていました。

Q.以前エログロ抜きではモチベーションが沸かないと仰られていた気がしますが、小説第二段の主なモチベーションは何ですか?
A.この機に乗じなければ、的な。エログロないのでモチベはそんなに続かないから、今回は短いの書きます。ちょっと気を抜くとすぐエログロ書きそうになるのを必死に堪えながら書いてる。

ページが減ったのは読みやすくするためかと思っていたら、単にモチベーションが続かないからというのが大きな理由のようですね。

ところで今回グロ成分が減ったとはいえ、能力者達が一切妥協せず本気で殺し合う「命がライトなノベル」であるライトノベル・ダンゲロスの作風は健在で、それどころか「名探偵あるところ殺人事件あり」の法則との相乗効果か、或いはページ数が減って物理的にも軽くなったせいか、むしろ前作以上のペースで人がSATSUGAIされまくりますので、そういった面での心配はありません。ただ、エログロが減った分だけ前作にあった混沌・狂気成分が大分減っておりますので、もっともっとディープにダンゲロスの本格的な狂気の世界を味わいたい、という場合は普段の路線のものを読んだ方がしっくりくるかもしれません。

ミステリというダンゲロスの新たな一面を見せる

前作バトル路線だったのに今回いきなりミステリ路線になってしまったことについても大きな相違点と言えますが、テーブルトークゲーム版ダンゲロスwikiを見る限り小説化以前の段階でバトル以外のさまざまな路線が試行されています。他にも、紙の書籍にこそなっていませんが、既にダンゲロス・ベースボールという作品も発売されており、つまり今回についても路線変更というよりダンゲロスが内包する違った側面を切り出してきたと言った方が良いかもしれません。

回想が減ってストーリー進行がスピーディーに

本編の進行ですが、前作は現状進行と回想を交互に行うことで伏線を張りつつ、或いは隠された手札を徐々に明かしながらじっくり進むという方式になっていました。これは掘り下げという面においては確かに有効で、最後まで読むとなるほどなーとすっきり終わることが出来たのですが、いかんせんページが莫大な量になってしまい、たびたび回想が挟まるせいでさくさく本筋を読み進められないという難点を同時に抱えていました。
これに対し、今回は回想などは控えめにして現状進行と視点変更を主軸にどんどん進めていく形式に変わりました。脇役クラスのキャラの掘り下げは浅くなってしまいましたが、ページ数が減ったことも手伝ってさくさくと先に進む感触があり、ライトノベル・ダンゲロス入門用としても良い構成になっているのではないかと思われます。
ただ今回の構成にも多少の難点はあって、章立てが40から5に減ったことで検索性が悪くなるという結果を生みました。まあ、どちらかというと今回が普通で前回の章の数が多かったのですが。

舞台は前作の並行世界

世界観設定は基本的には前回と一緒の魔人世界なのですが、全くの同一世界というわけではなく、前回説明された転校生の世界から見て無数にある並行世界の一つ、ということになっています。
前作に登場していた夜夢(よるむ)アキラや範馬慎太郎(はんましんたろう)が引き続き登場していますが、彼らも並行世界の同一人物という扱いのようです。

表紙・挿絵のイラストレーター交代、挿絵増量

他に、イラスト担当が左さんから門脇聡さんになっています。個人的には左さんの絵柄の方が好きですが、新しく作画監督の門脇さんを引っ張ってきたというのが侮れません。架神さんにはこの調子でどんどんミラクルを起こして行っていただきたいと思います。
尚、全体のページ数は516→228で半分以下に減りましたが、挿絵はむしろ倍以上に増えて、4枚→11枚となっています。勿論過剰なエロやグロはありません。

TSF該当作ではなくなった

単にこのレビュー記事における扱いの違いですが、前作では主人公の能力からTSF該当作となっていましたが、今作では性転換要素が登場しないため、カテゴリや記事タイトル接頭辞を「TS/TSFレビュー」から「レビュー」に変更しています。

適度に整理されたキャラ

前作では50人を超えるネームドキャラがところ狭しと暴れまわっておりましたが、今作ではページ数半減に伴いネームドキャラも適度に減って25人程度となっております。
しかし本作には利便性という面での難点が一つあります。登場人物の名前が個性的なのは良いのですが、今回は個性的すぎて読みづらく、その割に人物紹介に読み方の記載が無くて、作中で最初に登場する部分だけに振り仮名が振ってあるのです。そのため、名前が覚えづらいキャラが登場するたびに「このキャラの初登場シーンはどこだ」と何度も探す羽目になりました。これは次回何とかしてほしいところです。
そういうわけで、補足として以下の紹介画像に名前と読み方を記載しておきますので、読み方に迷った場合にご活用ください。

飛行迷宮学園ダンゲロス表紙

上の画像が表紙(+名前紹介)です。前回が熱血バトル路線の炎燃え盛る表紙だったのと比べ、今回は曇り空で彩度が低めのいかにもミステリといったカラーバランスになっています。また、表紙に主人公がいるところも相違点です。
表紙で特に目立っているのがいかにも少年漫画の主人公のような風貌の大銀河超一郎(だいぎんがちょういちろう)と大正名探偵のような風貌の鵺野蛾太郎(ぬえのがたろう)
若干意味は異なりますが、本作は『主人公』対『名探偵』という対立構図が重要な要素になっています。一番奥に『蠍座の名探偵』が顔を隠して描かれており、その正体は終盤まで謎に包まれています。

飛行迷宮学園ダンゲロス挿絵1

丁度希望崎学園番長グループの大半が揃った挿絵がありますので、こちらも名前付きで紹介します。
世紀末ファッションのハートさんのようなモヒカンがまだなんぼかまともな人間に見えるという時点で激しくカオスな状態ですが、この13名が天道高校に押し掛けたスターティングメンバーです。学生の中に動物が混ざってる、というのはクロマティ高校あたりで既に使われているネタですが、それどころか戦車と一体化した人間さえいます。その名も片平大砲(きゃたぴらかのん)、能力は『体感巨砲主義(たいかんきょほうしゅぎ)』で、戦車が性的に大好きなあまりに戦車と一体化して年中性的快感を得ているといういかにもなダンゲロスキャラです。彼女には今回のベストネーミング賞を差し上げたいと思います。
片平大砲(きゃたぴらかのん)の他にも大銀河超一郎(だいぎんがちょういちろう)あたりかなりのカリスマ主人公っぷりだと思いますが、それもそのはず、「最強っぽいキャラの名前を考えろ、最強だと思った人の分だけ肉を食わせてやる」というテーマのもとに生まれた奇跡の名前なのだそうです。
この13名の面子の中で副番長の真野五郎(まのごろう)はそこそこ重要キャラなのでいいとして、何故か特に重要でないポイズンジャイアントパンダも表紙に出ていて、しかもパンダの方に丸囲みがあり、その上BOXパッケージにまで記載されています。まあ何故かとは言っても表紙にセーラー服のパンダがいたら手に取った人が「これは何だ」と興味を惹かれることもあると思いますし、恐らくそういったツカミとして機能しているのではないかなあと勝手に思っています。片平大砲(きゃたぴらかのん)もこっそり表紙にいますが、パンダの土台になっている戦車部分が見えるだけで顔は出ていません。

ちなみに前作の『転校生』であったユキミさんムーさん黒鈴さんがそうであったように、今回のヌガーさんも架神さん周辺の実在の人物のハンドルネームです。ただしチグリスに関しては新しく作った名前のようです。
他にも、過去に超一郎に撃退された名前もわからない『転校生』というのがいますが、あっさり魔人に撃退される『転校生』といえば、前作も同じポジションだった鏡介のことではないかなあと勝手に思っています。

第三次において鏡介は、戦術的に圧倒的不利である生徒会にとっては最後の切り札、番長グループにとっては大いなる脅威と目されていたが、実際のゲームでは登場直後に殴られて瀕死となり、そのままゲーム終盤まで放置。両陣営から冷笑された。番長グループの勝利が決定した後、プレイヤーからは「転校生がかわいそうになってきた」「殺すことは簡単だが、むしろ生かして帰してあげよう」「お土産に鏡子で抜いてあげようか」などという話が出てきて、結局、転校生は殴られて瀕死になった挙句、鏡子に股間をまさぐられておうちに帰ることとなった。これにより「転校生=ヘタレ」という印象がプレイヤーの中で根付き、以降、凶悪転校生「野獣牛兵衛」の登場まで転校生が脅威と認識されることはなかった。
鏡介はその後もヘタレの代名詞として事あるごとに取り上げられ、プレイヤーキャラ、転校生として複数回登場。外伝やTRPGでの登場もしばしばで大抵はロクでもない目に遭っている。

絶対に知っておきたい魔人10選より抜粋

見どころ目白押しのダンゲロス・ミステリ

本作では主題となる殺人事件の犯人探し以外にも幾つもの謎が絡み、それぞれが大きな見どころとなっています。
以下では、「クワガタ」の件を除き最終的な解答には触れませんが、中盤~終盤あたりの重要な情報に触れますので、内容の一部を非表示にして記述します。

白金遠永(しろがねえんと)」とは

まず、「白金遠永(しろがねえんと)」とは何者なのか。

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なお、本編の内容とは全く関係ありませんが、白金遠永(しろがねえんと)という名前はダンゲロスプレイヤーの白金(しろがね)さんとENT(エント)さんを組み合わせて作られたものだそうです。

「報酬」と「告白」

前作同様、『転校生』を召喚するには任務完了後に人間一人を「報酬」(≒生贄)として差し出さなければならないわけですが、果たしてその「報酬」は一体誰なのか、それ以前にシンリ達4人の本当の愛憎関係は一体どうなのかといった謎があります。
中学時代は仲の良かった4人のうち、天道高校に進学した鈴木三流(すずきみつる)[男]、白金遠永(しろがねえんと)[男]、南崎(みなみざき)シンリ[女]。一人だけ希望崎学園に進学した静夜宮夢路(しずよみやゆめじ)[男]。
中学時代の最後に静夜宮夢路(しずよみやゆめじ)南崎(みなみざき)シンリに告白したことによって4人の関係は変質し、高校進学を経て最終的に今回の事件へと繋がっていくことになります。

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「クワガタ」

蛾太郎「小生と共に最強を目指すクワガタはいるか!」
というBOXパッケージの一文が強烈な謎臭を放っていますが、この台詞は今作中盤の122ページに登場します。

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『主人公』対『名探偵』

そして遂に姿を現す伝説の番長・大銀河超一郎(だいぎんがちょういちろう)。絶対勝利の力、主人公補正をその身に受ける『ヒロイズム』という魔人能力を引っ提げて、物理無敵の『転校生』鵺野蛾太郎(ぬえのがたろう)との一騎討ちを演じます。

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最初に言ったことが一番大事

「最初に一番重要なことを述べる」というのが架神さんがよく用いる手法ですが、今回も例に漏れず効果的に使用されています。前回のような1行のエピグラフではなく2ページにわたる「はじめに」という文面が提示されています。

「ミステリの世界へようこそ!
 皆さまがこれから足を踏み入れるのは、『殺人事件』『被害者』『犯人』『クローズド・サークル』、そして何より大切な『名探偵』に彩られるミステリの世界です。多くの登場人物たちが、嘆き、悲しみ、怒り、錯綜する感情の中で謎を追い、ある者は新たな事実に気付き、ある者は途中で(たお)れながらも、確実に事件の真相へと近付き、見事、『犯人』とその思惑を暴いてくれることでしょう。途中、回り道に見えるエピソードも、不必要に思われる人物もいるかもしれませんが、全ての人達には等しく役割があります。一見犬死にに見えようとも、一人一人が僕のミステリを構成するための大切な登場人物なのです。
 ですが、もちろん何にも増して大切なのは『名探偵』です。『名探偵』がいなければミステリの世界が幕を開けることも決してありません。『名探偵』は、探偵がその役に()くのが一般的ですが、とはいえ、探偵のみが『名探偵』である必要もありません。刑事であれ、小学生であれ、家政婦であれ、いえ、その場に居合わせただけのただの一般人であっても、名探偵たりうる知性と立ち位置を備え、事件を解決に導くのであれば、それは立派に『名探偵』なのです。『名探偵』に始まり『名探偵』に終わる。ミステリとは、実は『名探偵』のためにこそ(つづ)られる世界なのかもしれませんね――。
 おっと、前置きが少し長くなってしまいました。僕の退屈な独り言に、これ以上、皆さまをお付き合いさせるのも申し訳ありません。皆さまとは、最後の方でもう一度お会いすることになるでしょう。それまで、(しば)しの、お別れ……。
 それでは皆さま。心の準備はよろしいですか? 行きますよ。
 虐殺の世界の幕開け――、

『蠍座の名探偵』
 スタートです!」

この文面、一見すると今回ガラッと作風を変えたダンゲロス・ミステリ編の前口上のようにも見えますが、その割には『名探偵』というフレーズが過剰に連呼されています。これは今回の最重要フレーズに違いありません。更に気をつけて見てみると、序文全体が「鍵括弧」で括られていることが分かります。では、『名探偵』こそが最も大事であると念を押す発言主は一体誰なのか。
そして『蠍座の名探偵』とは一体何のことなのか。登場人物一覧を見る限り、蠍座生まれは10/26の鈴木三流(すずきみつる)、11/20の白金遠永(しろがねえんと)、11/4の(うれ)(ざき)トリコ、10/27の森園(もりぞの)モリオ、そして11/3の鵺野蛾太郎(ぬえのがたろう)が該当します。

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新勢力

ダンゲロスシリーズを通じた流れについてですが、前作では『転校生』の世界と「識家」についてある程度の説明があり、今回更にそれが掘り下げられたことで、その識家に対抗する新たな勢力、「スズハラ機関」の存在が仄めかされます。この調子で掘り下げが進むと、次回かその次あたりでは現在水面下で動いているスズハラ機関と『転校生』との抗争が本格的に扱われるかもしれませんね。
…と思っていたら、飛行迷宮学園発売以前の月刊ダンゲロス #07(2011年11月号) ダンゲロス漫画化記念インタビューで既に回答されていて、どうやら5作目あたりで衝突するようですね。

Q.識家とスズハラ機関ってかがみさんのなかではどっちが強いんですか?
A.そのへんは小説第五作目で書く予定。

なお、2010年3月20日の架神さんの日記では、スズハラ機関について以下のように説明がなされています。

※スズハラ機関:誰かが突然言い出した謎の秘密結社。ダンゲロス世界で暗躍しているらしい。特に決まった設定があるわけではないので、みんなで適当に設定を追加しながら育てている。

同様に、月刊ダンゲロス #07(2011年11月号) ダンゲロス漫画化記念インタビューでは以下のように述べられています。

Q.スズハラ機関ってどの程度の規模なの?
A.オレが教えて欲しいよ……!

このスズハラ機関がどのようなものなのか、5作目までにどう育つのか、作者自身にすら予想がついていないようで、それを最終的にどうまとめるのか今から楽しみです。

些細な突っ込み

教室の2階や3階から校門あたりにたむろしてる集団に注目すると、必然的にその外側の道が無い=敷地が浮いていることに気付くと思うんです。

総評

前作の「面白いけど人に勧められない原因」となっていたエログロ要素をあらかた封印し、言わば作者が本気を出せない状態であるにも関わらず、それでも読みごたえのある内容として、しかも前作より読みやすく作られています。そのおかげでダンゲロス固有の濃さが多少薄まってしまっている感はありますが、その濃さも勧められない原因に入りかねないものでしたので、今回に関してはむしろ良い方向に作用するのではないかと思います。
独特の世界観や魔人の境遇についても前作ほど詳細ではないものの十分に説明されてますし、ダンゲロスの最初の一冊として勧めるのに無理のない内容となっているのではないでしょうか。ミステリとしても良く出来ていると思いますが、いかんせん私はミステリ小説を殆ど読まないので、これについては私の評価を当てにしない方が良いかもしれません。

なお、人に勧める場合を抜きにして個人的な感触はどうかというと、前作ではグロ要素が濃すぎ、今作ではエロや狂気の要素が若干薄いので、両者の中間あたりの作風も一度読んでみたい気がします。また、今回もキャラは十分に個性的ですが、前作に比べると明らかな狂人が少なく、鏡子さんレベルまで愛着の湧くキャラもいないように感じられました。
以上をもちまして、以下の評点を奉納いたします。

満足度 885/1000

前作と比べるとミステリ要素でプラス、グロ軽減でプラス、キャラ不足(というより前作がすごすぎた)でマイナス、バトル不足でマイナス、エロ・狂気・悟り不足でマイナスとして合算した結果、僅差で前作が上といった評点ですが、それでも毎回コンスタントにこのレベルの点数が出るというのは驚異的なことです。
今年も大変楽しませていただきました。

なお、レビューが久しぶりになるのでこれまでのレビューを一覧してみたところ、評点の分布がやや高い方に偏っていたので、全体的に50点ほど低い方に分布が広がるように微修正しました。今後も気まぐれで点数を変えることがあると思いますが、所詮個人の満足度・お気に入り度の話ですので、悪しからずご了承くださいませ。

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