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松下響の天輪返し

表現規制問題の苦境を見るに、やはり選挙には参加した方がいい

こんばんは、松下です。参議院選挙の時期ですね。
ネット選挙が解禁されていることですし、折角だから当選してもらいたい候補の応援記事でも書こうかと思ったんですが、折しも18歳選挙が始まっていて、そもそも選挙の意味をよく理解せずに毛嫌いして損をしている人もいるのではなかろうかと思い、まずそこからやることにしました。
なお、記事中に何度も全国比例代表の山田太郎候補の名前が出てきますが、上の一文で既に白状しております通り半分はこの人の応援記事なのでお勧めポイントを紹介しているだけであり、この人に投票しない奴は駄目だなどと言うつもりもありません。つまりあれですよ、推し候補ってやつなんですよ。

タイミングがいいのか悪いのか、この記事を公開した直後に選挙に行かなくても政治には「参加」しているし無問題であるなんていう正反対の記事が公開されましたので、それに対する反論を強化する形でこちらの記事の構成とタイトルを改めました。(旧題:選挙権活用のススメ+推し候補紹介)

投票しない人の意見は基本的に議会に反映されないので投票しないのは損である

いきなりぶっちゃけますけれども、政治ってめんどくさいですよね。私もあんまり人のこと言えませんけど、Twitterを眺めるだけでも右とか左とかの話題で日夜喧嘩してますし、ああ関わりたくねえなあと思ってしまうのも無理はありません。
かくいう私も外出自体が億劫なインドア派なので、積極的に政治に関わるなんて面倒くさい、ほっといてくれと思う人の気持ちはそこそこ分かります。
また、世の中には権益にありついたらそれを悪用してしまうような人が珍しくないので、一般的に政治に信用ならないイメージがあるのも別に否定するつもりはありません。

いや、分かるんならほっといてくれよという話じゃなくてですね、これは心情ではなく損得の話です。票を入れないことで損をするんです。議会というのは代表を立てて必要な利益を確保する場でもあるわけですから。

そもそも選挙とは、間接民主制とは、という根本の部分に立ち返りますと、これは自身の意見に近い候補を選んで自分の意見を議会に上げてもらって、制度に反映して生活をより良くしてもらうということです。つまり、候補選びを放棄するというのは、自分の意見は全く無視してもらって構わないと言っているようなものです。
加えて、政治を疎んじて手を引くと、自分は無視される一方でその右だ左だと争っている人達の意見だけが通るということであり、心情的にも嫌な感じがするのではないでしょうか。政治不信であるならばなおの事少しでもましな候補を選んでおかないと、ただでさえ信用できない政治家の中でもまともでない人が当選してしまったら益々おかしなことになります。
とはいえ争点は一つではないのでどの候補も微妙にずれているというケースも珍しくなくて不便を感じますが、議会に無視されないためには比較的でも近い候補を選んで投票する必要があるわけです。

なお、白票を入れて全ての候補にNOを突きつけてやると意気込んでいる人をたまに見かけますが、白票というのは要するに無効票であって、実際のところ当落に毛ほども影響しないため候補者からすると怖くも何ともないので、概ね自己満足の域を出ない行為と言えるでしょう。
ただ年齢層別投票率は投票所の受付時点で完結していて投票内容とは関係ないので、元々人数が少なく投票率が低い若年層の人がやる分には若年層も投票しているぞというプレッシャーをかける効果くらいはあると言えるでしょう。ただし、それはその若年層の人が入れたのが無効票だったというのがばれていないからプレッシャーになりうるのであって、ばれてない以上若年層の人がNOを突きつけたというのは全く伝わっていませんし、それに我慢できなくて白票を入れたと自らばらしてしまったら、なるほどこいつは当落に関与しないから無視していいんだなと思われるだけです。どちらにしろ投票率を上げるのが有効なのであって、投票内容が白票である必要はありません。

投票せずに後から文句を言うより普通に投票した方が楽である ~ 投票マッチング活用の勧め

次に、「選挙に行かなくても政治には「参加」しているし無問題である」というアレに対する反論です。

選挙に行かなくても政治には「参加」しているし無問題である

「18歳選挙権」もあり、さまざまな投票への啓発活動が実施されたが、効果は上がっているとはいえない。だが、投票だけが「政治行動」ではないということを今一度見なおしていく必要があるのではないだろうか。

ふじいりょう ‏@parsleymood
2016年7月03日

まず、投票しない自由があるというのは間違いではないのですが、別に投票を放棄してもいいけどそれは自分の意見を代弁して利益を守ってくれる議員が国会にいなくなっても構わないってことなんだけど本当にいいのかという話で、それによる不利益を次の章で具体例を挙げて説明します。
また、投票しない人の意見は基本的に議会に反映されないと前章タイトルに書いております通り、後で文句を言うのも全く効果が無いわけではないのですが、これも既に書いております通り投票を放棄するということは選挙結果に対し影響を及ぼさないということなので、議員はその人に嫌われても怖くありません。流石に落選運動をやられたりしたら少しは嫌がるでしょうが、そもそも選挙が終わった後で次の選挙に向けた気長な落選運動にいそしんだり、自分の意見と近いかどうかもわからない議員を説得して意見を変えさせたりなんて七面倒くさいことをやるくらいなら、最初から投票しておいた方が楽だろうという話です。もしより高い影響力を望むのなら投票した上で意見を述べた方がいいですし、評判を書くなら選挙に影響する時期にそれをやった方が効果が高いのは言うまでもないので、選挙に不参加を決め込む意味がありません。
更に言うならば、ただでさえ老年人口の方が多いのにこの上投票しない自由を積極的に使って若年層の投票率を下げたら益々お年寄り優先の政治になっていくわけですが、自ら投票放棄して若年層の票数を減らしておきながらどの面下げて若年層の冷遇に文句を言うつもりなのかっていう話でもあります。
まあそもそもの話としてですね、決まった後から文句を言うより決める段階から参加した方が有利なのは当たり前の話です。
結局のところ選挙の時にさくっと選んで投票しておく方が簡単な上に自分に有利な候補を当選させやすくなる効果があっていいですよ、という結論になるわけです。

ただまあ、期日前投票にも行けないくらい忙しい人は仕方ないというか、過酷なブラック企業勤めの人ほど労働基準監督局に行く暇が無い話みたいな悲哀を感じるんですけど、選挙に行かなくても政治に参加してるんだから気軽に投票しない自由を行使して後で文句言えばオッケーなんて話になるとそれは違うわけで、やっぱり何かしら不利にはなるんです。
投票に行く時間が取れないという問題は今は仕方ないと言うしかないわけですが、ネット投票が実現されればかなり改善されそうですので、議員の方々にはこのあたり何とか頑張っていただきたいところです。

それらの理由もあると思います。しかし、まずはインターネット投票実現ではないでしょか。エストニアでは30秒で投票可能な仕組みを見ました。若年投票率が上がると困る人がいるのでは。その映像→ https://t.co/4byjoI20jK https://t.co/VxI4AZNcLY

参議院議員山田太郎(全国比例)日ペ23a @yamadataro43
2016年6月27日 – 21:15

さて、さくっと選んで投票する方が楽と申し上げましたが、実際のところ選ぶのに苦労するという方もいらっしゃるかと存じます。そういう方にお勧めなのが日本政治.comなどの投票マッチングです。投票マッチングを利用すると自分に近い意見の候補を簡単に絞り込むことができますので、白票を放り込んで満足するよりも、議員の選出が終わって形勢が不利になってから文句を言うよりも、こちらで自分の意見に近い候補を選んで投票してしまう方がお勧めです。

ただ、日本政治.comではマッチングを簡単に済ませるという目的のせいもあって主要な争点しか問いに入っておらず、ここで争点として扱われていないものが最重要という方にはこのマッチングシステムは適さないということになります。その争点として項目に上がっていないものの一つ、表現規制に反対している議員についてはまとめられているページがありますので、後程これを紹介します。

ある程度絞り込んだ上でもう少し労力をかけて更にベターを模索したい方は、実際のところ言ってるだけで約束を守らない政党や候補も結構いるので、何をやると言っているかだけでなくその約束を守る気がありそうか、実現する力がありそうか、議員個人が政党の方針に反して意見を言うことができるか、という要素も調べておくとなお良いでしょう。

表現規制問題に見る、自分の意見を反映する議員がいない不利益

最初の段で議会に無視されないためには票を入れた方が良いと述べたことに対し、政治に関わりたくないんだから無視されるのはむしろ好都合だろうというトンチをきかせて乗り切ろうとする方も皆様方の中にはおいでかと存じますが、残念ながらそうは問屋が卸さないわけで、議会はあなたの意見を無視してもあなたの趣味や生活をほっといてくれるわけではありません。どういうことかというと、あなたが投票を放棄することであなたと逆の考えの人の意見が通りやすくなり、あなたの趣味や生活が脅かされるリスクがあるわけで、議会に代表を立てて守られないと困る利益というのはそういう基本的なものにも及ぶわけです。

ここで実例として表現規制問題を例に挙げますと、表現規制をしたい側の人達は色々と団体を結成して政治に積極的に関わり、票を入れてロビー活動もして自分たちの意見を通そうとしています。特にそのロビー活動は海外にまで及んでおり、海外の何らかの団体や識者に出鱈目を吹き込んで声明を出させることで自ら外圧を作り出してまで規制を推進しようとする様子が観測されています。

日本と海外からの視点の乖離:2008年ブラジル会議を検証

2015年10月26日に国連の「子どもの売買、児童売春、児童ポルノ」に関する特別報告者、マオド・ド・ブーアブキッキオ(Maud de Boer-Buquicchio)氏による「特に極端な児童ポルノ・コンテンツを扱った漫画は、禁止すべきだ」という発言は大きな話題を呼びました。しかしながら過去に遡るとこのように創作上の行為と現実社会での行為を類似物であるという主張が海外の国際会議では何ら珍しくあ…

兼光ダニエル真
2015年11月8日

前RT 国連報告”ban manga”の黒幕はECPAT東京の宮本潤子かよ…。ブラジル会議の時と全く同じ構図じゃんか。ECPAT東京が海外で捏造をばら撒く → 海外の識者が真に受けて国際会議で発表。勧告 → ECPAT東京”国際的非難ガー” ポリシーロンダリングの出来上がり。

高村武義 @tk_takamura
2015年10月29日 – 17:28

一方で規制すべきとされる表現媒体を趣味としている人、私も含めて趣味に没頭するいわゆるオタクと呼ばれる人達のことですが、まず趣味優先かつ個人主義であってそれ以外(例えば人との接触や体面の取り繕いなど)を面倒くさがることが多く、表現規制に反対している議員にも碌に票を入れないことに定評があります。団体が無いわけではないのですが、過去の選挙結果からして票を集める力は弱いと言わざるを得ません。
そうなると当然の結果として議会で自分の趣味の保護を訴えてくれる人などほとんどいないという状況になるわけで、規制されて困る側の人の声は碌に議会に届かなくなります。反対者も碌におらず規制を推進した方が団体の支援が受けられて得票数が増えるとなれば当然規制を推し進める方の意見が簡単に通るので、この状況において表現規制が進むのはむしろ必然とすら言えます。
投票してないんじゃなくて規制反対の他に優先する争点があったからそっちに入れたという方も勿論いらっしゃると思いますが、何にしろ表現の自由の保護を謳っても票にならないというのはもう選挙結果という事実に裏付けられた定説になってしまっており、政治との関わりを避け続けているとこうしたツケが溜まってどんどん不利に追い込まれていくわけです。

ここで議員は一体何をやっているんだ、所詮は票目当てなのか、と思う方もいらっしゃると思いますが、そもそも議員が極力支持を得られるように振る舞うのは、有権者の意見(≒投票結果)を政治に反映していくという議員の使命に合致した行動原理ですので、投票に無関心な人達の意見より積極的に票を入れてくれる人、つまりは規制推進派の意見を聞くのは当たり前の話です。出鱈目を吹き込むのは厳に慎むべきことですが、多数の票を投じて議員に働きかけて意見を通すというやり方自体は間接民主制のルールにおいてはただの正攻法です。ロビイング自体を否定すると、規制反対を掲げている現役漫画家の赤松健さんの活動もおかしいということになってしまいます。
なので、投票放棄で不戦敗してからあいつらのやり方が汚いだけだとか不当な弾圧だとか言ってもそれは負け惜しみにすぎませんし、どれだけ意見に正当性があろうがその意見を言う人が議会にいなかったら文字通りお話になりません。
しかし見方を変えてみれば、ちゃんと票を入れて意思表明すれば出鱈目な意見ですら議員は民意として何とか反映しようとしてくれるわけですから、嘘をばらまくまでもなく主張に一定の論理的整合性を備えている規制反対派はきちんと票を入れて有権者の意志を反映してもらうのが全くの正攻法で、規制阻止のための最善の方法であるという話になるわけです。

趣味に興じるというのはつまり文化を謳歌できているということですので、趣味に一途なのはそれはそれで良いことなのですが、その趣味を維持するために必要な意思表明をしないと、結果的にその趣味を失う事態に陥りかねません。これは男性向け著作物だけでなく女性向け、いわゆるBLにとっても他人事ではなく、平成27年度の東京都における不健全図書指定の37.9%がBLとなっています。

まあ規制といってもせいぜいエロコンテンツだけの話でしょ、と他人事気分の方におかれましては、認識が大分甘いと申し上げざるを得ません。ラディカルフェミニストを中心としているらしいツイフェミとかまなざし村とか呼ばれている極まった規制推進派は女性型ロボットの絵を女性の権利問題だとして糾弾し、地域振興キャラの実際全く描かれていない乳首を透視して乳首が見えるから不適切だと言いがかりをつけ、存在の痕跡を抹殺せよとまで言ってのけています。

人工知能学会の表紙は女性蔑視?

「人工知能学会の表紙が女性に対する性蔑視である」という論点について気になったものをまとめます。
学会として絵柄がふさわしいかどうか、
もっとこういうデザインにすべきだったとか、
そういう観点からの意見は載せません。

ヘルベチカ ‏@kaz9000
2013年12月26日

市公認の萌えキャラに志摩の海女軍団が怒りの抗議!「女性の性的な部分を強調したとしか…児童ポルノ法にも抵触しかねない」?

来年、サミットが行なわれる三重県志摩市で、海女をモチーフにした市の公認萌えキャラをめぐって、市と海女さん軍団のバトルが勃発した。問題となったのは昨年10月、市が発表した公認萌えキャラ「碧志摩(あお…

ニコニコニュース
2015年8月27日

乳首が見えるくらいにバストが強調されており、女性の性的な部分を強調したとしか思えません。児童ポルノ法にも抵触しかねず、海女たちにも失礼。」私の母も現役の海女ですが、これはひどいと怒っていました」

児ポ法は実在児童を性被害から守るための法律であって実在人物に関与しない創作物は関係ないということを無視している点もさることながら、実際には描かれていない乳首描写に言いがかりをつけているあたり、非常にパワーのある主張です。

碧志摩メグに対する反対意見書要約(反対署名の当初からの発起人の方が4月に市に送ったもの)

’17.08.26追記:市からの回答書要約は こちら 以下は碧志摩メグに対する反対署名の当初からの発起人の方が4月に志摩市に送った意見 書の要約となります。…

てんたま ‏@tentama_go
2015年8月24日

質問11「この志摩の汚点ともいえる碧志摩メグの存在の痕跡を、インターネット上も含め、後世に残らないように完全に抹殺することを要求する

このレベルになるともはや正気が疑わしいところですが、たとえ言っていることが滅茶苦茶でも反対者がいなければ議会では「民意です」で押し通されてしまいかねませんし、この人どうやって当選したのと首をかしげるような人が議員をやっている例もあるというのは皆様ご存知かと思われます。議会に意見の代弁者がいないとは、そういう事態における抵抗力が無いということです。

ところで規制反対意見の代弁者が少ない割に最近は案外大々的に規制が進んでいないので楽観的に考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、その数の不利を覆して国会で表現規制を防いできたのが山田太郎議員という人で、丁度今回の選挙で任期が終わって改選になるので、この人が落選したら結構やばいのではなかろうかと危機感を募らせているところです。山本太郎でもやまもといちろうでもありません、山田太郎です。

参議院議員山田太郎(全国比例)日ペ23a
@yamadataro43

山田太郎、本名です。 参議院議員。マザーズ上場企業の創業社長。東大早大東工大などで教鞭もとっていました。専門は憲法21条(表現の自由と通信の秘密)と児童養護/障がい者政策、製造業をはじめとする産業政策。近著に「表現の自由」の守り方など。比例の投票用紙には個人名で「山田太郎」とお願いします

taroyamada.jp

表現規制反対派でお勧めの候補

引き続き表現規制問題の話題を続けますと、今回の選挙で表現規制反対の人の意見代弁者候補としてまず挙がってくるのが今しがた挙げた山田太郎参議院議員です。勿論他に表現規制反対派の候補がいないわけではありませんが、ここ数年の表現規制阻止の実績からするとこの人がトップエースであることは間違いありません。
山田太郎候補はこれまで数々の表現規制の危機を防いだ功績からコミケ共同代表からも感謝されており、現役漫画家として表現規制反対を訴える赤松健さんとも懇意で、最近は日本アニメーター演出協会JAniCAからも推薦されるようになりました。

陰ながらコミケ当日以外にいたるところで「コミケはそんな悪いところじゃ無い」と知っている人がいて、コミケに参加していなくても戦ってくれてる人がいる。TPPでは「感謝しきれないぐらい助けてもらった」とのこと。山田太郎議員や赤松健先生の名前が上がってました。

鐘の音@夏コミ落ちました @kanenooto7248
2015年12月31日 – 22:08

山田太郎候補(第24回参議院選挙 無所属・全国比例)理事会推薦に関するお知らせ
https://t.co/KMrQkgEBPI #JAniCA

JAniCA事務局 @janica_jp
2016年7月1日 – 18:24

山田太郎候補はこれまでの参議院議員任期において単に反対しているというポーズにとどまらない結果を重視した活動をしており、基本的に敵を作らず懐に潜りこんで説得して好意的意見を引き出し、表決の数で不利でも附帯決議で運用に歯止めをかけるなどの活動の結果が下記の実績になっています。

  • 児童ポルノ禁止法でマンガ・アニメ規制を阻止(数的不利の中、附帯決議で運用に歯止めをかける)
  • TPPの非親告罪化からコミケ(二次創作)を守る
  • 国連からのマンガ・アニメ・ゲーム規制勧告をはねのけた
  • 通信の秘密とインターネットは基本的人権を訴える
  • 警察の行き過ぎた捜査に歯止め
  • 実在の児童を守るために児童の養護に奔走(児童保護を行う省庁の総合調整を行う部署の設置)

表現の自由を守る! 山田太郎のものがたり(山田太郎オフィシャル資料)5ページ目より

【対談:赤松健先生×山田太郎議員:その1】「もう事実上、児童ポルノ法関連ではマンガ・アニメ規制はできない」

2014年7月2日に放送されたニコ生で、児童ポルノ法によるマンガ規制に反対する立場から自民党への働きかけを行ったマンガ家の赤松健先生と、国会におけるマンガ・アニメ規制反対運動で中心的な役割を果たしている山田太郎議員(みんなの党)が対談を行いました。

虹乃ユウキ @YuukiNijino
2014年07月04日

山田太郎候補は左右どちらにも大きく偏っていないので、敵対側に入れたくないという向きの人にもお手頃です。比例代表で全国どこからでも候補個人名で投票できる今が狙い目です。
その働きぶりからして、国会議員なんかみんな利権に群がる怠け者だとお思いの政治不信の方にも山田太郎候補をお勧めできます。

【拡散希望】本日から不在者投票が始まりました。投票についてと良くある勘違いについてまとめました。全国比例代表は個人名で「山田太郎」とお願いします。 pic.twitter.com/C2NXJEQomN

参議院議員山田太郎(全国比例)日ペ23a @yamadataro43
2016年6月23日 – 15:34

参議院比例代表選挙では政党名ではなく候補名を書くことでその政党の中での当選の優先順位が上がるというのは他の候補に投票する場合でも使える技ですので、是非覚えておきましょう。

ただ山田太郎候補は前回の選挙では落選からの繰り上がり当選で、表現規制反対派の例にもれず今回も当選が危ぶまれています。みんな無関心なままでいればまた落選するでしょうし、山田太郎候補は嫌だという人もとりあえず誰かを意見の代弁者として国会に送り込んでおかないと、次に危機を乗り越える勝算は大分低くなるでしょう。まあ落選したら即規制がガンガン進むぞというわけではないんですけど、例えるならばアンチウィルスの期限が切れたPCを契約更新せずにそのまま使うようなものですので、現在より抵抗力が低下することで規制推進の動向に対して無防備になることは免れません。

以下のページで他の表現規制反対派候補も紹介されていますので、興味のある方は是非ご覧ください。

2016 表現規制反対候補 第24回参議院議員総選挙 期日前投票に行こう!

今回の参院選は非改選議席、及び事実上の確定議席の時点で与党勢力が野党を完全に圧倒しています。与党を中心とした改憲勢力が2/3を占めたばあい憲法改正の発議が行われる可能性がありますが、自民党の憲法改正草案では基本的人権の制限と表現自由の削減が明記されていて非常にいただけません(´;ω;`)。頼りない野党ですが立憲主義に基づいた日本憲法の恒久平和・基本的人権の尊重・国民主権の3点は最低限守りぬく力は残して欲しいと思います。

KITAJIMA@お絵かき研究所 @kita_site
2016年6月25日

2016年参議院選挙、表現規制反対・慎重派候補一覧まとめ

”2016 表現規制反対候補 第24回参議院議員総選挙 期日前投票に行こう!”
http://kitasite.net/b/2016/06/25/27792/
からの転載まとめです。

※このまとめは上記HPの作成者、 KITAJIMA@お絵かき研究所さん(@kita_site)から許可を得て作成しています。
※他に表現規制に反対する候補をご存知の方がいましたら、ソース記載の上、コメント欄に記入するか、まとめ主までお知らせください。
※ヘイトスピーチ規制法案に関しては直接的な人権侵害問題が関与していますので、ここでは判断材料としません。

高村武義 @tk_takamura
2016年7月03日

というわけで各々方、折角選挙権という権利を持っているのですから、自身の利益を守ってくれそうな議員に投票して議会に自分の意見を少しでも通しましょう。
もし一票で満足できないのなら、押しつけにならない程度に推し候補の魅力を語るともっと得票数が増えるかもしれませんので頑張りましょう。

FAQ(よくある問答)

表現規制反対派は被害児童を軽んじているから駄目だ

全くもってよくある誤解というかレッテル貼りなんですが、山田太郎候補をはじめとする表現規制反対派議員・候補は実在児童に関係のない創作物の規制に反対しているのであって、実在児童が被害にあう類の「児童性虐待製造物」の規制については反対していません。(※所持規制による弊害などについては運用上の問題点を指摘しています)
実在児童に関係がなく犯罪発生率の抑制にも寄与しない創作物取り締まりに警察リソースを割くのは実在児童の救済を第一に考えるならばむしろ後退であり、実在児童救済のためには無用な創作物表現規制を阻止する方が妥当です。つまり本当に児童を守ろうとしているのは表現規制反対派の方であると言えます
その上山田太郎候補は単に反対を唱えるだけでなく実際に児童救済のために児童保護の省庁間調整を行う部署を設置しており、このあたり言行一致にも不備がありません。

山田太郎は戦争法(安保法)改正の時に反対と言っておきながら最後に裏切って賛成した奴だから信用できないぞ

大きな誤解があるようですが、山田太郎候補の功績として一番に挙げられる児ポ法の創作物規制阻止からして、反対に一票入れたから評価されているわけではありません。これは数的に圧倒的に不利で可決は確実という状況下で附帯決議で運用上の歯止めをかけたのを評価されているのであり、安保法改正騒動の際も同様に数では勝てない状況下で、野党がこぞって議会進行妨害にいそしむ中、敢えて賛成に回って附帯決議で法の運用にブレーキをつけたのが山田太郎候補です。

これが何故か野党支持派の一部からは裏切り扱いされて落選運動をするぞーなどと言われていて理不尽に感じるのですが、賛成に票を入れたという一点をもって山田太郎候補を裏切り者扱いする一方で、民主主義の危機を叫びながら自ら議会進行妨害をもって議会制民主主義を脅かしてその果てに痴漢冤罪をおしつける女の壁作戦を発動し女性の権利は濫用して良しというとんでもない主張を言外にやらかした人達を味方だからという一点をもって推したいのであれば、特に申し上げることはございません。

表現規制反対に尽力して下さっている山田太郎議員に対する落選運動について再考を促すために。

表現規制関連の動きに対し動いて下さっている山田太郎議員が、慎重な動きの末安保賛成派となった途端、あまりに酷い手のひら返しを受けている件について。
再考を促し、以前の功績を思い出していただくために。
ために。
※9/19 ご意見、動きを受け幾つかツイートを追加&順番を修正しました。
山田議員の今回の件についてのツイート→私の意見→他の方の意見をいくつか→山田議員の今までの活動や、今回の安保でどういった考えちで動いていたかについて。

31番中継点_バイパス‏@No13_reverse
2015年9月17日

安保法制に大反対してきました。しかし廃案はほぼ不可能、危険な政府原案を可決させるより修正させることに。「廃案」では?と多くの批判を受けました。私が作成した5党合意と付帯決議、閣議決定で集団的自衛権行使を完全に国会のコントロール下におくことに成功、評価もいただきました。

参議院議員山田太郎(全国比例)日ペ23a @yamadataro43
2015年9月18日 – 0:31

政治は結果が大切です。国会議員は反対だけしていても原案のまま通過してしまったら負けです。附帯決議で”歯止め”をかけ、明日以降の閣議決定と、今後の協議会で新たな立法も含め総理・与党と約束しています pic.twitter.com/WwZozOERth

参議院議員山田太郎(全国比例)日ペ23a @yamadataro43
2015年9月18日 – 1:37

ちなみになんですけど、女性の権利の濫用・拡大解釈をよしとするのは人工知能学会の学会誌表紙や碧志摩メグにとんでもない文句をつけたまなざし村の人達と同じ方向性なので、気に入らない表現は自由の例外として規制に傾きやすい傾向ではないかと思います。

いくら表現規制に反対したって憲法で制限されたら意味無いんじゃないの?

はい、そこは重要な争点ですね。山田太郎候補はその憲法改正案上の表現の自由の制限についても反対を明言しています。

自民党の憲法草案では、表現の自由に制限が付きます。他人に迷惑をかけない、個人の楽しみであっても「公益を害する」「公の秩序を害する」と判断されれば、憲法違反になります。
表現をすること自体は自由でなければなりません。 pic.twitter.com/7yVDKnOaXd

参議院議員山田太郎(全国比例)日ペ23a @yamadataro43
2016年6月28日 – 18:20

他の候補もこの点についてどのような主張をしているか調べてみるとよいでしょう。

ここからこの争点について私見を述べますが、自民党案のこの部分って現状の刑法第175条(わいせつ物頒布等の禁止)やヘイトスピーチ規制法(本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律)が憲法における表現の自由に違反していないかという疑いがあるので、じゃあ憲法の方を改正して例外を設けようというプランではないかと思います。つまり憲法違反呼ばわりされる自衛隊を憲法に記載しようというのと発想は同じということになりますね。
でもこれ、刑法175条の規制って子供相手に見せてはいけないとか公衆の面前を裸で歩くなというところはともかく、性的な娯楽を所望している成人相手でも無修正を見せてはならないという部分が現代的感覚では割と意味不明なので、これについては憲法ではなく刑法の方を是正すべきだと思うんですよね。というか憲法で大々的に公の秩序に反する表現の規制を認められてしまうと、公の秩序を害する目的、つまり公序良俗に反することが目的と言える猥褻物は表現の自由の範囲外なので堂々と取り締まってよしという解釈でただでさえ厄介な刑法第175条の運用がパワーアップしかねないのでまずいのではないかと思います。

※現状の「モザイクをかければセーフ」という取り締まり基準からして、刑法の条文に書かれているものではなく単に実運用上ではそういうラインで取り締まっているだけなので取り締まりの大義名分ができるとラインを上げてくる可能性がある

そもそもの話ですね、自衛隊を憲法で公に認めることに関しては私は賛成なんですけど、それとセットで表現の自由その他の人権制限をぶっこんでくるのは誰得なので、セットにして二択を迫るのは本当にやめてほしいんですよね。

山田太郎一人当選させたってたかが知れてるし当選するかどうかも怪しいんだから一極集中するより他の表現規制反対派を応援した方がいい

勿論味方はたくさんいた方がいいのですが、一極集中しても一人当選させられるかどうかが怪しいという状況でたくさん当選させようというのもちょっと現実味がありませんし、分散したせいで逆に一人も当選しなかったなどということになったら大惨事です。また、一人当選させられるかどうかという状況で誰か一人を選ぶならば最も働いてくれるであろう人を選ぶものですし、数の不利を覆してきた実績から言って山田太郎候補を推すには十分な妥当性があります。
どうせ当選しないんだから票を入れるのは無駄などと言う意見も見受けられますが、票を入れなかったら落選するのはどの候補も同じですし、必要な票数が集まったら当選するものですので、まず投票しないことには話が始まりません。また、山田太郎候補が仮に落選したとして、僅差で負けるならまだしも惨敗でもしようものなら、これだけ表現の自由のために働いた山田太郎候補の実績を認める人はごくわずかということで、つまり有権者にとっては表現の自由などどうでもいいという認識が国会でできてしまうのがまずいところです。
無論これは表現の自由を制限されると非常に不都合である私が現在把握している情報から導いた判断にすぎませんので、皆様はそれぞれ自身の利益になる候補に投票しましょう。

関東に住んでたら山田太郎候補に投票できたんだけどなあ

比例代表全国区で立候補している山田太郎候補には、全国どこからでも投票できます。

【拡散希望】本日から不在者投票が始まりました。投票についてと良くある勘違いについてまとめました。全国比例代表は個人名で「山田太郎」とお願いします。 pic.twitter.com/C2NXJEQomN

参議院議員山田太郎(全国比例)日ペ23a @yamadataro43
2016年6月23日 – 15:34

オタクだからか、なんか勧められるほどに投票したくなくなるんだけど

勧められるものは何か嫌だという心情は分からなくもありませんが、それは結局のところ他者の主張の逆を選ばされているだけの逆張りであり、自分で判断する力がありませんと言っているも同然です。別に山田太郎候補に必ず入れろと言っているわけではありませんので、冷静に考えて、自身の利益を守るために必要な判断をしましょう。

関連記事

※児童ポルノ禁止法改正案が最も危険視されていた時期に書いた記事です。この法案の創作物規制阻止に活躍したのが山田太郎候補です。

男根楽器おばさん改め男根楽器おじさんこと久美薫さんの出鱈目記事について

男根楽器おじさんこと久美薫さんのハフィントンポストの記事に対するツッコミです。

カテゴリー: 表現規制 | 2件のコメント

表現規制問題の苦境を見るに、やはり選挙には参加した方がいい への2件のフィードバック

  1. むむむ のコメント:
    付帯決議は法的拘束力ないんで、意味ないんじゃないですかね。憲法違反の法案に賛成票投じたら、そりゃ支持やめるひともいっぱいるでしょう。 そもそも、日本を元気にする会は直接民主制を標榜してるので、山田議員もネット投票しだいで表現規制法案に賛成するシステムなんですよね。離党しましたけど
    • 松下 響 のコメント:
      附帯決議に法的拘束力が無いというのは仰る通りですが、政府が尊重すべきとされるものであり文面として残りますので、その時の政権担当だけに限らず他の政党も無視できず、政権担当に対する口約束よりも広い効果があり、意味が無いとは言えません。 また、敢えて賛成に回り附帯決議をつけて法の運用・解釈に幾らかの抑止力を及ぼした山田太郎候補よりも廃案に固執するあまり反対を貫いてただ多数決に負けただけで法案の改善にすら失敗した他の反対派議員の方を支持するのであれば、結局のところ表決時の賛成・反対という一点だけを切り抜いて反対したから立派だねという自己満足に浸っているだけであって結果を見ていないということになります。 https://twitter.com/yamadataro43/status/644550689235054592 もっと単純な話、仮に山田太郎候補達が附帯決議をつけていなければ与党案が100%通るだけの結果になってましたが本当にその方が良かったですか? 本当に? つまり法案なんてどうでもよかったのでは? 表現規制問題にしたって一緒で、表決で反対に一票入れてくれたら結果的に規制されてもいいとかそういう話じゃなくて、数的に劣勢な中でも少数でできる手段を駆使してしっかり規制を阻止してくれたからその働きぶりを高く評価しているんです。 直接民主制に関しては、山田太郎候補公式の実績にも書かれている通りネット上の意見を受けて即行動に起こす身軽さにも定評があり、そういう意味では既に従来より直接民主制に近い行動をしていると言えます。山田太郎候補はその現状においても表現規制に反対かつ児童保護も推進という整合性のある立場を貫いており、実際のところ規制派の方が支持されやすいという現状において表現規制を訴える声が多ければ即翻意するのかと言えばそんなことにはなっておりません。

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