響 ཞང་རི ལとསྐར༌མ༌ ཞང་རི ལの長子として誕生。つまりシャングリ・ラ王国の第一王子。
幼少の頃より英才教育を受けて育ち、偉大な父の後を継ぐべく毎日経験を積んでいる。容姿に優れ、性格も明るいので将来に期待されている。しかし表向きは苦労を見せずとも内心やはり重圧を感じており、そうした時に適度に甘えさせてくれる響に依存するあまり、立派なマザコンに育つ。
そうして思春期を迎えると、よその母と違って全く老いを見せない響を女として見るようになってしまい、いよいよもって不眠症に陥る。ところがある日、彼はその睡眠薬の別の利用法を思いつく。いわゆる睡姦である。目を覚まさない響を朝まで散々姦り尽くしたドーパはそこでようやく後悔にさいなまされるものの、その後全く咎められず、誘惑に負けては睡姦を繰り返すようになる。
そうしているうちに響は身籠り、カルマとドーパのどちらの子か分からない子を産んでしまう。こうなってしまってはもう引き返すこともできず、ドーパはいっそカルマから寝取るつもりで隙を見ては響を犯し、子を産ませてはその身体を調教していく。
そういった行為が続いて4年が経過した頃、また響が子を産み、そこに居合わせたドーパはそれが自分の初めての子であること、響が事情を知っていながら黙っていたことを知らされる。
しかしドーパの破滅の予感とは裏腹に、事態は王妃と王子の近親婚へと雪崩れ込んでいくことになる。