創作TS/TSF作品「響 2nd Season(ひびきセカンドシーズン)」に登場する浜中 篤(はまなか あつし)についての設定資料です。

県立城東(じょうとう)学院高校3年8組担任、担当は現代文。
松下 響(まつした ひびき)の高校時代からの友人。つまり現在仕事をしている城東学院高校の卒業生でもある。一応大学も同じではあったが、「女子校生がいない生活なんかまっぴらだ」という理由で浜中だけ教育学部に入り、その後本当に教師になった。そのため、大学以降矢上ほどは交流が無く、若干疎遠になっていた。

響との関係性は、互いにどうやって屈辱を与えるかと策謀を巡らせる仲であったが、あくまで冗談で済む範囲であり、決して仲が悪いわけではない。例えば小銭を貸してくれと言われた場合、わざと地面に落としてから「拾え」と命令するような関係。
背丈は松下、浜中、矢上の順で高くなるので、名前通りで覚えやすいともっぱらの評判である。
顔立ちは発病前の響と大差ないレベルで、至って普通。強いて言えば顎髭を生やしている。

矢上宅で遭遇。その後、浜中宅で見つけた制服を着て挑発する響に対して女子校生がいかに尊い存在であるか説教したり、いっそ本物の女子校生にしてやろうと学校に転入させてしまったりする。
一体何をどうやって戸籍上33歳男である響を女子学生として再度城東学院高校に入れてしまったのかは不明であるが、本人の言を信じるなら法に触れてはいないらしく、ますますもって謎である。
浜中が「貴様も女子校生にしてやろうか」と言った際に響は全く本気で取り合わず「やれるもんならやってみれば?」とあしらっていたので、いざ生徒手帳を突き付けられて引き下がれず、本当に高校に通うという屈辱を味わうことになる。
しかも浜中の担任クラスではなく、元同じクラスで事情を知らない諸隈 貞治(もろくま さだはる)の担任クラスに送り込むなど、実に底意地が悪い。しかしそれが仇となって、後でおいしくいただく予定だった女子校生響を先に諸隈にいただかれてしまう場合もあり、まさに策士策に溺れる状態。

女子校生に対する異常な執着以外についてはほどほどにオタ趣味を嗜む普通の人。
普段はその性癖を巧妙にカモフラージュして授業担任クラスの南條 遥(なんじょう はるか)を虎視眈々と狙っているが、当人にはやんわりと避けられている。
その問題にしても、自分のものにできないならせめて百合を見せてくれと響に頼むなど、やはりその一点において強烈に屈折している。

矢上宅を訪れるタイミング次第で遭遇する。学園ルート突入のトリガキャラ。