夜叉頭 勇鬼
人物諸元
概要
18歳男性、独身。職業は無職→松下制作所の制作アシスタント見習い。
松下制作所にアルバイト希望で転がり込んできた少年。主な仕事は電話番に家事一般。専門的なことはまだあまり任されていないが、響が積極的にやりたがらない分野をカバーしているので結構役に立っている。
この仕事以前は、身寄りが無く、進学するだけの資金もなく、高校卒業と同時に寮も追い出されてホームレスになっていた。更に不運なことに前のバイト先が潰れて最後のバイト代ももらえず、行くあてが無くてさまよっていた。
制作の仕事に関する知識はおよそ0、それどころかPCの操作も満足に出来ないが、響に事情を話してみたら同情してもらえたようで、住み込みの制作アシスタント見習いとして拾われることになった。
実際の採用の理由は、響の「貧乏っ子好き」という特殊な好みに尽きる。今時珍しい純粋培養の貧乏少年が自ら転がり込んできたのに、これを逃がす手はない、ということだ。
ドスの効いた名前の割に男にしては可愛らしい顔立ちで、少年趣味には尻を狙われるタイプの天然いじめられっ子。
響も彼の駄目っぷリを言葉責めすると何かゾクゾクするので、少々特殊な可愛がり方をすることになる。
ただ根性だけは結構あり、要領が悪いなりに努力して一つ一つ仕事を覚えていく様子は好感が持てる。というか、松下制作所の要求スキルは一般のアルバイトと違ってそこそこの専門性があるので、辛うじてついていっているだけでも大したもの。
苗字が長くて呼びづらいという理由で、響には「ゆう君」と呼ばれることになる。
更に一度響のことを間違えて「お姉ちゃん」と呼んでしまい、不意を突かれた響がその言葉に謎のときめきを覚えてしまったため、その後もお姉ちゃんと呼ぶように命じられる。
響が戸籍上33歳男性だという事実を採用当日に知ってかなりのショックを受けた様子だったが、その後も距離を置くような様子はなく、むしろ甘えるような仕草もしばしば見受けられる。
実際はそのキャラのせいなのだが、響が自分にだけ敬語を使わないのは何か特別な感じがするので嬉しく思っているようである。
苦しい生活の中、大好きなTVアニメだけが心の支えで、でもいじめられるから誰にも言えない、という不遇な隠れオタだったが、響の友人達のように堂々とアニメを見る大人もいることを知り、カルチャーショックを受ける。
アニメの可愛いキャラに息を荒くするお年頃。
性的嗜好は、年上好きの上に大の尻好き(自分がされるのはNG)。
登場機会
特定の日に朝から真面目に仕事を始めると事務所前で発見。以降住み込みのレギュラーになる。