創作TS/TSF作品「響 2nd Season(ひびきセカンドシーズン)」に登場する矢上 将(やがみ まさる)についての設定資料です。

松下 響(まつした ひびき)の大学時代からの友人。
家が比較的近く、一般的感性に優れるので頼りになる。同い年だが、歳も距離も離れている松下 飛呂樹(まつした ひろき)よりある意味では響の兄の役割を果たしていると言えなくもない。

男から見る限り結構な男前なのに女に縁が無い、いわゆるいい人。
ところが実際はいい人止まりとかそういうのが根本的な問題ではなく、表には出さないものの、矢上はTS/TSFが大好きという響の同類である。ただし、細分類では同一型の響とは違って、対面型を良しとする。つまり恋愛対象としてTSっ娘が大好物。
結婚できない男は女の理想が高すぎるなどと言われるが、彼の場合そもそも高い低い以前に相手が実在しないのでどうしようもなく、特に女性と交際することもなく三十路を過ぎてしまった。
そんな状況下で響が女性化してしまったことで、TSっ娘にアレコレしてみたかった矢上とTSっ娘になってアレコレされてみたかった響の間に完全無欠の需給関係が成立してしまった。ついでにお互い何をしたいかされたいかというレベルまで分かっているので話が早く、そういう意味で響の性的対象の第一候補としてリストアップされている。

なお、矢上は響と同じく身体性に基づいた異性愛者であり、男同士では絶対にそういう関係にはならない。

実際に響がアポなしで矢上宅を来訪すると、彼はいとも容易く目の前のそれが女性化した響であると看破する。
無駄に磨き抜かれたTS/TSF分析力の賜物であり、同じTSF愛好者でも同一型を良しとする響では真似のできない芸当である。

一般的な服飾センスを持っているために一見そうとは気付かない巧妙な隠れオタ。

居そうな時間に自宅訪問すると大体いる。
ルートによっては天神市街地などでも遭遇することがある。